YouTuberを制する者は商いを制す

YouTuberを制する者は商いを制す

強力なクチコミの発生源であるYouTuberの活用方法について考察してみた

昨今の「副業時代」においては、多くの人がお小遣い稼ぎの手段としてメルカリやヤフーオークションなどを活用してお金を得る時代になっています。

自らの経験や知識、スキルを体系化できる一部の人やモノ作りが得意な人は、ECサイトを立ち上げて気軽にビジネスを始めることができる恵まれた時代に私たちは生きています。

しかし、多くのECサイトは売上を上げることができていない現状です。

その理由として、多くの人が次のように考えますが…

・商品の差別化ができていない(つまり、商品力がない)
・価格が高い(市価よりも割高)
・サイトのライティングやデザインが良くない(商品の良さが伝わっていない)

実は、これらの要素は、既に売れているものをさらに売れるようにするフェーズで必要な要素であって、「モノが売れるための条件」ではありません。

では、あなたの商品が売れるための条件とは一体、何だと思いますか?

それは、『クチコミ』です。

もう少し深掘りすると…

あなたの商品を使ってどんな未来が訪れるのか?

を予見させる第三者の言葉であり、強く推奨する後押しこそがクチコミの正体です。

このクチコミは、誰でも上手に活用することができます。

それは、YouTuberによる動画での紹介です。

動画は、テキストの約3000倍の情報を伝達できるといわれています。

つまり、結論をいえば、

どのような商品であっても、YouTuberがあなたの商品を上手に紹介してさえくれたら売れる

ということです。

なぜなら、どのようなYouTuberでも必ずファンがついていて、そのファンはある意味での「信者」です。

信者は、教祖がお薦めするものは、良いモノだ!と心酔するものです。

この記事では、心理学や宗教的な論点で解説はしませんが、とにかくあなたの商品をYouTuberに紹介してもらうためのコツについて解説していきます。

どのぐらい売れるのか?

YouTuberに紹介されてどのくらい売れるのか?は、これからYouTuberを活用してマーケティングをしたい事業者にとって最も関心があることだと思います。

もちろん、商品や紹介のされ方によって前後しますが…

もし、あなたの商品がYouTubeで紹介され、概要覧にリンクが設置されていた場合、

「再生数の10%」があなたの販売サイトに流入します。

流入した数の10%がCVするのが理想的な数字です。

つまり、ざっくりとした目安としては…

「再生数の1%がCV数」

です。

現実的なCVRは、0~2%です。

2%のCVRに近づけるためには、YouTuber自身が使ってみて良かった!

とお薦めするシンプルな紹介動画を作ってもらうことです。

これが本当にYouTubeマーケティングの”キモ”になります。

依頼の方法

続いて、依頼の方法ですが、大きく分けて3パターンあります。

1つ目は、商品提供のみ。(チャンネル登録者数が1000~5000人以下の場合)

2つ目は、商品提供+依頼費用

3つ目は、アフィリエイト

依頼する際に、

案件の条件が決まっていないようでしたら、アフィリエイト(成果報酬)でのお支払いで紹介動画を作っていただきたいのですが…

のような形で提案してあげるのもいいかもしれません。

但し、スタンダートは、2つ目の「商品提供+依頼費用」です。

探すコツ

ベストなYouTuberを探すポイントは、とにかく数です。

紹介してほしい商品がマッチするキーワードでとにかく様々なYouTuberの動画を見てみてください。

そして、この人に紹介をしてほしいな!

と思えるYouTuberが必ず見つかるはずなので、是非、そのYouTuberに依頼をしてみてください。

ちなみに、インスタやツイッター(X)よりも、YouTubeのほうが圧倒的にCVRが高いです。

レートでいうと、インスタやツイッター(X)のCVRは、YouTubeの1/10程度です。

是非、毎日、YouTuberの発掘のために時間を割いてみてください。

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