企業の成長エンジンは●●にあり

企業の成長エンジンは●●にあり

企業の成長に欠かせない”あるもの”について考察してみた

この記事(10年後に100倍になる個別銘柄紹介(1))でピックアップした株式銘柄は、一体、どのようなスクリーニングで抽出したと思いますか?

本日は、その方法から企業の成長に最も必要なファクターを考察してみようと思います。

株式銘柄の選定方法

株式投資を行う際は、まずどの銘柄に投資をするか?を決めますが、正直、どの銘柄(企業)が有望か?を現時点の判断するのはとても困難です。

しかし、10年後も確実に成長しているビジネスモデルはどんなものか?

を起点に眺めていくと、なかなか面白い景色が見えてきます。

そこで、銘柄選定のスクリーニングに用いた要素についてひとまず列挙してみたいと思います。

・時代に即したビジネスモデルか?
→ビジネスモデルと聞いて怖気づく必要はありません。10年前のドン・キホーテやセリア(100均)などデフレ時代に誰もが安く買える場所を作ったのがこの2つの企業です。

・メチャクチャ売れるのか?(≒グローバル展開しているか?)つまり、誰もが安く買えるように努めているか?
→当たり前ですが、たくさん売れるから企業が儲かり、株価が上がります。

・農業・水産分野のサプライチューン(製品の原材料・部品の調達から販売に至るまでの一連の流れ)の管理者であるか?

・自社の強みを認識した上で自社のバリューチェーン(価値連鎖)を推進している

・最終的に、自分がこの企業を応援しようと思えるか?

10年後に10~100倍になる銘柄は!?

では、この記事(10年後に100倍になる個別銘柄紹介(1))でピックアップした株式銘柄からさらに上記の条件でリスクリーニングすると次のようになります。

8410:(株)セブン銀行 ●
金融機関からのATM手数料が柱。セブン‐イレブン店舗中心にATM設置。海外展開も
https://www.sevenbank.co.jp/personal/netbank/collekabu/trading.html
インドネシア、フィリピンにもATMを展開しており新興国での利用増加がカギ。

2425:(株)ケアサービス
通所介護施設を東京23区にドミナント展開。葬儀用湯灌サービスが第2の柱で、中国にも進出
https://www.care.co.jp/
国内の介護周りのサービスニーズは確実に増えていく。介護系の複数のニーズにワンストップで応えようとする企業。

3181:(株)買取王国
中古品の買い取り・販売。衣料、ホビー主の路面店「買取王国」を東海地盤に展開、工具店が急成長
https://www.okoku.jp/
リユースはすでに市民権を獲得しており、市場も右肩上がりで推移。買取店舗を全国へ展開することがあれば大化けする可能性あり。

3981:(株)ビーグリー
電子コミック配信サービス「まんが王国」運営。女性向け電子コミック等の出版事業も手がける
https://www.beaglee.com/
コンテンツとファンのマッチングインフラであり、デコンストラクション(マーケットメーカー)である。

2372:(株)アイロムグループ ●
SMO(医療機関向け治験支援)主力。国内外でCRO(医薬品開発受託)。iPS関連も事業化
https://www.iromgroup.co.jp/
iPS細胞作製キットを販売しながら、遺伝子治療製剤などの研究開発に努める企業。2027年にリリース予定のインド製薬大手企業との協業開発製品に期待。

2060:フィード・ワン(株) ●
持株会社が協同飼料と日本配合飼料を15年に吸収。全農に次ぐ業界2位。食品、海外にも注力
https://www.feed-one.co.jp/
インドにおける水産養殖の生産を推進。水産加工リソースのないインドに対して自社のバリューチェーン(価値連鎖)をいかんなく発揮する企業。

3457:(株)And Doホールディングス
自宅売却後も住み続けられるハウス・リースバック事業で成長。FC網が基盤。配当性向30%超
https://www.housedo.co.jp/and-do/
「ハウス・リースバック」という個性的な事業で業界のパラダイムシフトを狙う企業。また、不動産取引業務のFC展開を推進し、海外加盟店への展開もめざす。

4528:小野薬品工業(株) ●
医療用医薬品専業の中堅。自社開発品多い。先駆的がん免疫阻害剤「オプジーボ」が成長牽引
https://www.ono-pharma.com/ja
未充足の医療ニーズに対して自社創薬を開発する製薬メーカー。

あなたは、この中からどの銘柄を選定し、投資をし、10年後にどのくらいのリターンを得たいですか?

より多くのお金を投資するには、やはりご自身がリサーチを経て納得する必要があります。

後悔なきように今のうちからリサーチを開始してください。

おそらく2025年~2027年の間に大きなイベントがあります。

つまり、確実に株価が一時的に暴落するタイミングを訪れます。

その時に、あなたはどんな銘柄に投資するつもりですか?

株式投資の成功条件はたったの2つ。

1つは、どの銘柄に投資するか?

もう1つは、底値で買えるか?

です。

この記事を契機にあなた自身も今一度、企業調査を開始してみてください。10年後に大金持ちになるために…。

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