ビジネスにおけるテストの価値

ビジネスにおけるテストの価値

チョコザップに学ぶビジネスの最適解を見つける方法について解説してみた

あなたは、「チョコザップ」を知っていますか・

無人の24時間ジム(フィットネス)です。

2022年7月からスタートして2年弱で1350店舗まで急拡大し、会員数は100万人を超えています。
(国民の10人に1人の計算)

本日は、2年程度で業界TOPに躍り出たチョコザップの戦略について触れていきます。

チョコザップとは

「運動の民主化」を掲げて、日常に運動する日課を根付かせようと将来的には10000店舗まで拡大をめざしているチョコザップ。

日本のフィットネス市場の規模は、ざっくり3~4%ほどに対してアメリカで20%。

つまり、前述の通り日本では10人に1人が利用するのに対してアメリカでは5人に1人が利用する極めてメジャーな『日常サービス』だったりします。

日常的に気構えずに仕事帰りや散歩の途中にふらっと寄れて着替えも人との関りも気にする必要がない、ある意味での『お一人様サービス』でもあります。

つまり、『これまで利用想定になかった手軽なら利用したい素人層向けサービス』でもあり、月額2980円で次のようなサービスが使い放題です。

・ジム
・脱毛
・ホワイトニング
・ネイル
・エステ
・ゴルフ

いかがですか?

あなたもこのサービスの中で絶対に1つは使ってみたい!と思うサービスがあるはずです。

テストすることの真髄

なぜ、ここまで会員数が伸びているのかは、確実な理由があります。

それは、前述のサービス内容を見てもわかる通り、小さいテストを繰り返しながらサービス設定をした結果、全てがニーズのあるサービスがグランドメニュー化しました。

これを「ドライテスト」といいます。

さらに、そのサービスがどの程度の価格の時に一番売れるのか?をテストするテストを「パワーテスト」といいます。

チョコザップは、初期フェーズでこの2つのテストを徹底的に繰り返しました。

ビジネスで重要なことは、

1.ニーズがあるモノを作る

2.ニーズがある価格で売る

3.「1」「2」をテストして最適解(=X)を得る

4.Xで横展開する(販路先の拡大)

5.Xで縦展開する(会員数の拡大)

あなたのビジネスは、初期段階でテストを実施しましたか?

今からでも遅くはありません。

テストをすることで最適化を見つけることができます。

その解を基軸に展開していくことで売上は今の何倍にも大きくなるはずです。

どうか、ビジネスに不可欠なタスクに「テスト」があることを忘れないでください。

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