CDSで一攫千金

CDSで一攫千金

ミリオネアがビリオネアになる方法について解説してみた

おさらい

このブログでもよく取り上げている内容ですが、日本でミリオネアになる現実的な方法は…

事業を立ち上げ、成長させ、売却する

以外に方法はありません。

詳しくは、この記事(★個人資産の増やす唯一の経営手法)をご覧ください。

しかし、自分にはビジネスの才覚がなく、どうしても投資で再現性の高い成功手法がないか?日夜リサーチしている方も多いと思うので…

本日は、投資で唯一この方法なら可能性あるかもね?という方法論について解説していきます。(但し、条件付きです)

1兆円を儲けた男の話

リーマンショックのことを憶えていますか?

様々な種類の住宅ローン債権をパッケージ化した不動産担保証券(=サブプライム住宅ローン)を扱っていた大手証券会社の破綻事件です。

このサブプライムローンは、切り売りできるように「トランシェ」という枠組みを設けていました。

パッケージされている様々な種類の住宅ローンは、それぞれ格付されており、格付け毎にトランシェ(切り売り)できる仕組みをもった不動産担保証券という名の金融商品です。

この不動産担保証券から切り出された格付けBBBのトランシェに航空機のリース代や自動車ローンなどを債権化したものなどを組み合わせて作られたものを「資産担保証券=CDO」といいます。

このCDOは、もともとサブプライムローンの一部が組み込まれており、この金融商品が世界中で買われて、後に暴落したことにより生じたのがリーマンショックです。

このリーマンショックで大儲けした人がいます。

当時、アメリカで彼は…次の3つを懸念していました。

1.住宅価格の上昇は長くは続かない

2.金利が上がり始めた

3.住宅ローンの審査がユルユルで返済できなくなってしまう人が大勢出てくるのではないかと心配(←コレを証券化したのがCDO)

そこで彼は、このCDOがデフォルトすることに賭けるCDSを保有することを決意しました。

デフォルトしない場合、ずっと保証料を払い続ける必要がありますが、この賭けをローリスクハイリターンと確信してCDSを保有。

その後、住宅価格の下落が始まり、保有していたCDSの価値はドンドン上がり…

100億ドル儲けました。

しかし、儲け話はこれだけではありません。

自分がCDSで儲けているということは、逆に損を被っている人間は誰なのかを考えました。

投資銀行です。

そこで、各金融機関や証券会社の債務のCDSを保有することを決意しました。

結果的に彼は、日本円で1兆円ほど儲けることができました。

まとめ

ゴミが入れば総体はゴミになる。

これがCDOの原理原則です。

「ゴミ=マイナス因子=高確率でデフォルト」

と捉えれば、マイナスにどれだけ良いものを掛け合わせても結果はマイナスになります。

故に、CDOは資産同士の掛け算でその価値を考える必要があるワケです。

CDSで一攫千金できるチャンスがあるかもしれません。

日本でも購入することは可能ですが、一般的には金融機関や証券会社を通じて取引されることが多い金融派生商品です。

金融機関や証券会社へ数億円単位でお金を預け入れしている方は是非、担当者へ聞いてみてください。

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