人がモノを買う理由
人の欲求からビジネスアイディアを考え自分の成功体験から商品化する手順を解説してみた
人はなぜモノを買うのか?
本日は、ビジネスを立ち上げる時に役立つ「ヒトの基本的欲求」からあなたの新規ビジネスのアイディアの質を底上げするための内容になっています。
ヒトの基本的欲求
あなたは、どのような目的で人生を送っていますか?
あなたも含めてすべての人は、次の10個の中の複数の欲求を満たすために毎日、努力しています。
努力の大小は、もちろん個人差がありますが、ほとんどの人は大なり小なり努力をしています。
あなたは、何個当てはまりましたか?
1.お金を稼ぎたい
→だからこそ、投資系の商材が売れます
2.お金を節約したい
→だからこそ節約できる機能を持った商材が売れます
3.時間を節約したい
→だからこそ節約できる機能を持った商材が売れます
4.努力したくない
→だからこそ都合がいい”魔法の杖”のような商材が売れます
5.(精神的かつ肉体的な)苦痛を避けたい
→だからこそ薬が売れます
6.快適でいたい
→だからこそ贅沢品が売れます
7.健康的でいたい
→だからこそコスメやサプリが売れます
8.認められたい
→だからこそ見栄を張るための消費が生まれます
9.愛されたい
→だからこそ記念日に消費が動きます
10.社会的に繋がりたい
→だからこそオンラインサロンやマッチングサイトに人が集まります
儲かるビジネスアイディアを判定する
この中で一番儲かるビジネスは何だと思いますか?それは、2つのパターンがあります。
1つ目は、複数の要素が組み合わさった商材。
例えば、オンラインサロンで人と関わりながら努力せずにお金を稼げる環境を提供するビジネス。
だからこそ、昨今ではあやしい儲かる系オンラインサロンが流行っているのです。
2つ目は、「4」の努力せずに実現できる手段を提供するビジネス。
例えば、前述のオンラインサロンでは、結局のところお金は稼げませんので実現可能な欲求で複数の要素が組み合わせった商材を考えてみます。
例えば、オンラインサロンで人と関わり合いながら努力せずに綺麗になるメソッドを快適な環境で体験していくと本当に労せず綺麗になって周りから褒められるようになる…
のような美容サロンをP2C&O2Oで展開すれば確実に儲かります。忙しい主婦向けに座組をすれば確実にブレイクするはずです。
まとめ
結局のところ人の本性は怠け者です。
次のように文脈を変えて再度、ビジネスアイディアを練ってみてください。
1.楽して 又は カンタンに お金を稼ぎたい
→ぱっと思いつくのは、金です。今買って値上がりを待つだけなので何もしなくていい。つまり、買うだけでお金が増えることが約束されたと勘違いするナニカ。
2.楽して 又は カンタンに お金を節約したい
→ぱっと思いつくのは、価格。生活必需品の中でどこよりも安い価格で販売できるなら儲かります。
3.楽して 又は カンタンに 時間を節約したい
→ぱっと思いつくのは、どうしても時間がかかる作業があります。一日の中で最も苦痛に感じる時間を省略できるツールを考えてみましょう。
5.楽して 又は カンタンに (精神的かつ肉体的な)苦痛を避けたい
→ぱっと思いつくのは、やはり薬。この開発ができる製薬メーカーは現代では政府と同等の力を持つようになりました。それほど儲かるということです。
6.楽して 又は カンタンに 快適でいたい
→ぱっと思いつくのは、椅子や寝具。しかし、ジブシーになっている人も相当数いるため、”誰にでも合う”が実現できれば商機があります。
7.楽して 又は カンタンに 健康的でいたい
→ぱっと思いつくのは、健康補助食品。忙しい現代人にとって正しい食生活を送ることが難しいため、人によって決定的に不足する栄養素は異なります。
8.楽して 又は カンタンに 認められたい
→ぱっと思いつくのは、とことん話を聞いて肯定してくれるサービスを作ればニッチの中のトップになれるかもしれません。
9.楽して 又は カンタンに 愛されたい
→ぱっと思いつくのは、愛の定義は人により異なります。どのレベルで愛を感じるのかクラスター毎に可視化した上でサービスを考えてみましょう。
10.楽して 又は カンタンに 社会的に繋がりたい
→ぱっと思いつくのは、何を起点に繋がりを持ちたいかは人により手段に対する是非があります。ターゲットを明確にした上でサービスを考えてみましょう。
「楽してカンタンに●●」を実現する方(あなた)は、楽やカンタンと対極に位置します。
人に支持され、お金を生むビジネスは、あなたが苦労しなければいけません。
つまり、あなたが苦労して手に入れた成功体験を汎用性高く簡易化すれば商品化の9割は終わっているということです。
ここで質問します。
あなたが成したことは、何ですか?
是非、それを最大公約数の人たちが楽してカンタンに使えるように商品化・サービス化してみてください!