究極のブランディング法
カルトマーケティングからブランディングする方法を解説してみた
この記事(利益を最大化する販売価格とは?)でも触れた通り、利益を最大化するポイントは、
ブランディングです。
ブランディングがうまい企業や商品といえばどんなものを思い浮かべますか?
アップル、ルイヴィトン、ユニクロなどは誰にとってもすぐに名前を思い出すことができるメーカーです。
つまり、ブランディングの最低条件は、「人々に記憶されること」です。
本日は、ブランディングの基本について解説していきます。
カルトマーケティングの本質
そもそも、なぜ、人は記憶するのでしょうか?
それは…毎日のように使っているからです。
あなたが毎日のように使っているものはなんですか?その中で覚えている企業名は何個ありますか?
ほとんどないハズです。
なぜなら、毎日のように使っている商品を”使う時に信じて使っていない”からです。
つまり、あなたは毎日のように使っている商品に対して熱狂的な信者(=信じる者)ではないということです。
だから、覚えていないのです。
一方、あなたが必ず覚えているモノがあります。それは…
スマートフォンです。
スマホを一日触らないでくださいと言われたらあなたはガマンできますか?
・スマホがなければSNSで友達と繋がることができない
・スマホがなければヒマを潰せない
・スマホがなければわからないことを調べることができない
などなどの『恐怖』にさいなまれます。
逆に、スマホがあれば
・いつでもSNSで友達と繋がることができる
・簡単にヒマを潰せる
・何でも調べることができる
といった『快楽』を得ることができます。
しかし、実際はスマホがなくても
友達と繋がることはできるし、ヒマも工夫次第で潰せます。わからないことがあれば人に聞けばいいのです。
つまり、「スマホがないとマズイ」と思い込んでいる人が多いということです。
思い込みを別の言葉で表現すれば、洗脳です。
洗脳の手法を使うのは、宗教ビジネスです。
宗教ビジネスは、「教義」と「救済」で成り立っており、
『この教えを守ってさえいればハッピーになれますよ』
という極めてシンプルな構造で人を洗脳しています。
これを応用すれば結果的にブランディングができます。
信者を作り出す方法
ブランディングとは、記憶されることです。記憶されるには、信じてもらうことです。そして、信じる者(=信者)を増やすことです。
信者を作り出すには…
教祖(リーダー)を作ることです。そして教祖は、
『一般常識を全否定した上で新しい基準を示し、自分(教祖)の思考だけが正しい』と説きます。
(※ターゲットに合わせてターゲットを肯定しながら展開します。)
そうすることで人はカンタンに洗脳されてしまいます。
さらに、教義(教祖の教えを体系化したもの)を作ります。
教義とは、
私はこういう理由で信じており、みんなもそうするべきです
と教祖自身が本気で思い込む必要があります。その上で教祖が考える”こうするべき”を語ればいいのです。この考えだけが正しく、他は間違いであることも強調します。
さらにその上で教祖が信じる対象を設定します。それは宗教的には、神のような存在ですが、ビジネス的には「機能」です。
例えば、
若返りの方法で有名な「食事・運動・睡眠」なんかでは若返りはできません。
若返る唯一の方法は幹細胞(=機能)だけであることを信じて疑いません。
幹細胞だけが老いた細胞を活性させ、私自身も幹細胞だけで今の若さを維持しています。
幹細胞のみで私の肌が-15歳肌になったのは偶然ではありません。
私は30歳。しかし、二の腕の内側の皮膚年齢は15歳。この皮膚のほんの一部を使って私だけの幹細胞培養液を作って顔に注射すると…。予想通り納得の再現性。
もし、あなたが不摂生な生活習慣を送ってきたとしても問題ありません。
あなたの二の腕の幹細胞で若返ってください。この方法でしか若返りはできません。それは私が証明しています。
です。(※あくまで例です)
信者を囲い込む方法
そして、信者を離さないためには、
・習慣化(義務化)させる
・禁止事項を作る
・特別な日を作る
・行動させる
・実績の積み重ね
の5です。
習慣化とは、例えば「朝起きたら●●をする」といったルールを作ることでブランドへの記憶を維持することができます。このルールは義務である必要があります。
禁止事項とは、例えば「●●をしてはいけない」といったルールを作ることでロイヤリティー(忠誠心)を維持することができます。
特別な日とは、例えば「毎月1日は●●の日」と題してブランド独自のイベント日とすることでロイヤリティー(忠誠心)を維持することができます。
行動させるとは、例えば「●●をしたらポイントバック」と題してアクションを起こすことでリピート率を高めLTVを上げることができます。
実績の積み重ねとは、結果を示し続けるということです。
まとめ
いかがでしたか?
前述の洗脳ブランディングを上手に応用して多くの人々に記憶される商品やサービスを作ってみてください。