グローバル投資について(1)
今、世界中から注目されているベトナム投資について考察してみた
ビットインバブルが叫ばれる中、次に伸びる投資先を多くの投資家が求めています。
今回の記事では、複数回に分けて今後の投資に役立つ情報をピックアップしてお届けします。
ベトナム投資、カンボジア投資、NFT投資など注目の投資先を取り上げます。
ベトナム投資について
今、注目されている投資のひとつに「ベトナム投資」があります。
ベトナムといえば東南アジア諸国のひとつでまだまだ新興国といったイメージがある人が多いのではないでしょうか?
ベトナム戦争を得て1973年にアメリカがベトナム領土から撤退し、日本との外交が始まりました。
その後、1995年にはアメリカとの国交が正常化され、2007年にはWTO(世界貿易機関)に加盟したという歴史があります。
2012年から貿易黒字となり、輸出主導型の経済成長を続けてきた結果、高い経済成長率を実現しています。
日本はもはや輸出では稼げなくなってしまった国のひとつですが、一昔前の日本のように輸出で貿易収支を整えいる国でもあり、世界からの評価が高まっています。
人口は、約9700万人で2030年には1億人を突破し、2050年には現在の日本と同水準の人口規模になる見込みです。
経済成長率は、2018年で7.1%、その後コロナ禍を世界で最もスマートに解決した国のひとつであり2022年、2023年は6.5%を見込んでいます。
この高い成長率はアジア諸国ではカンボジアに次ぐ2番目の高さである理由が世界から次に投資先に選ばれつつある理由です。
特に、2015年7月からベトナムの不動産を外国人が買えるようになったことも大きな要因です。
ポートフォリオの見直し
”カンボジアの20年先を行く”と言われており、仮にあなたが40歳の場合は、
・40~60歳まではベトナム投資
・60~80歳まではカンボジア投資
といったアジア諸国のポートフォリオを組むは極めて有意義です。
ベトナムの不動産価格は、東京の約10%ほどの割安価格が最大の魅力であり、1500万円以下で購入し、10年以内に売却するのがポイントです。
10戸のポートフォリオ(1億5000万円の投資)を組んで10年以内にすべて売却し、総合的なキャピタルゲインで収支を出すイメージです。
注意点は、ベトナムの不動産の保有期間は、50年が更新年であり最大で100年間です。安く買って高く売るキャピタルゲイン目的での投資が前提です。
(家賃収入ではなく、あくまで金融資産としての投資が新興国不動産の投資のポイントです)
加えて、新しいマーケットのため、突然、規制が入って不動産が購入できなくなるような外国マネーを抑止する可能性もゼロではありません。
まだまだ不確実性が高いマーケットですが、投資の最大のポイントは、
・まだ誰も開拓していないフェーズ(黎明期)でリスクを掻い潜りながら投資する
ことです。
前述の通り、ベトナムは輸出が好調であり観光立国のように外国マネーを取り込まなくても内需だけで経済を成長させることができるポテンシャルがあるため、無理に多くの外国マネーを不動産市場に取り込む必要はありません。
買えるタイミングで確実に買うことがベトナム不動産投資の難しい点でもあります。
特にベトナム不動産は足が速いため、原則、キャッシュで購入しないとなかなか手に入れることができません。
・現金一括で1500万円で購入し、10年以内に値上がり幅を見ながら3000万円で売却
このような出口戦略がベトナム不動産投資のポイントです。
あなたは、今、寝かせている余剰資金をどのような不動産に投資したいですか?
ちなみに「為替」も見逃してはいけません。
不動産以外のチャンス
為替も見逃せない理由は、ベトナムドンは、米ドルと連動しているからです。
連動しているメリットは、仮にベトナムドンが弱くなりそうな場合は、為替介入が入り為替をコントロールすることができるため、大きな値崩れが起きずらくなります。
それを証明するようにベトナムでは外貨準備高として米ドルを積みあげています。
現状、ベトナムドンのトレンドを見ると全体的にまだ弱い通貨です。
だからこそ、今が狙い目であり、今後、経済発展をする過程で必ずベトナムドンが評価され始めます。
その時には今現在よりも外貨準備高が高まっており、より安定した為替環境が整います。
よって「不動産」と「為替」で利益をとっていけるようなポートフォリオを今から考えていきましょう!