世界一カンタンな起業の真髄
人を集めることに視点を置いた誰にでもできる起業モデルを考察してみた
ビジネスも人生もあるモノを「集める」ことができれば実りあるものになります。
あるモノとは、人です。
ビジネスであれば人を集めることでお金になり、人生であれば人を集めることで出会いになります。
お金も出会いも全ては人を集めることが原資になる。
極めてシンプルですが、この「集める」にフォーカスした起業に方法はたくさんあります。
本日は、どのような視点でビジネスを立ち上げるのか?について解説したいと思います。
一気にブレイクした襖ビジネス
ある襖(ふすま)屋さんのお話。
某襖屋さんは、息子に会社を譲り、その息子は残存市場である襖業界について徹底的に調べることからはじめました。
欧米化が進みフローリング仕様のマンションが多い中、築年数が古い一軒家にはまだまだ「襖」や「障子」、「畳」の部屋が多いことお宅があることがわかりましたが、自分では集客の知識がなく困っていました。
そんな中、見よう見真似でチラシを作って、一軒家にポスティングしたところ、多くの反応があり、2代目襖屋の再スタートはとても忙しい毎日に変貌しました。
今さらチラシを配って売上が上がるとは思ってもいなかったそうです。
なぜ、年々、反応率が下がっているチラシの効果が得られたのでしょうか?
理由は、カンタンです。
襖業界自体が集客に力を入れていない古い業界だからです。
襖業界に関わらず集客が苦手で古い体質の業界は、まだまだあるはずです。
もし、あなたが、リサーチする中で古い業界を見つけ、集客ができずに困っている会社を見つけることができたなら、迷わずチラシを作ってポスティングしてみてください。
”タダで集客させてください!その代わり、もし、チラシ経由でお客さんを獲得できたら1件あたり●●円ください”
こう伝えるだけで、ビジネスが一気に軌道に乗るかもしれません。
労せず月100万円のお小遣いをゲット
もうひとつの例を上げましょう。
ある50代のゴルフ好きの男性は、週末に一緒にラウンドを回る友達が少なく、困り果てていました。
そこで、SNSを使って週末にゴルフを楽しむ会を月額5000円で募集することにしました。
すると、自分と同じように困っている人たちがたくさん集まり、中には最近、ゴルフをはじめたばかりの若い女性も集まりました。
結果的にゴルフを楽しめる高齢の経営者層と若い女性が集う会になり、ある意味での出会いの場になりました。
この男性は、月額の会費だけで100万円を超える収入があるといいます。
■昔から何も変わっていないお金が生まれる原理原則
この2つの例に共通している点は、なんだと思いますか?
冒頭で触れた「人を集める」ことが起点になり、そこでお金や出会いを生みだすことに繋がっているということです。
「マーケティングは、経営そのもの」という言葉がありますが、人を集めることができれば、経営も人生も実りあるものになるのは言うまでもありません。
あなたは、どんな趣味がありますが?
その趣味を共有できる●●会みたいなものを主催して趣味を謳歌してみませんか?
・カラオケ
・DIY
・スポーツ
・音楽鑑賞
・車やバイクのツーリング
趣味の数だけで●●会が存在します。その会の主催者になるだけです。会費は自由に決めてみてください。
そして、会に集まった人たちと関係が深まると、今どんなことに悩んでいるか?も自然と知れるようになります。
その悩みを解決できるアテンドしてあげてください。紹介手数料も舞い込んできます。
実は、このようなビジネススキームで展開しているのが、今のYouTubeやSNSで繰り広げられているスモール起業の実態です。
ちなみに、人を集める媒体がSNSなどのソーシャルメディアに置き換わっているだけで、上場企業の社長さんや音楽業界なども同じスキームで昔から人とのコミュニケーションがなされています。
時代が変わっても、人の本質は変わりません。
人を起点にビジネスを考えると難しく感じますが、人を起点に趣味を楽しむ!と考えると一気にビジネスがカンタンになります。
あなたの趣味は何ですか?
あなたはどんなことを他人に共有して時間を過ごしてみたいですか?
ただ、その会の主催者になるだけで、あなたが起点となって人が集まります。人が集まるところにお金が舞い込んできます。
昔も今も、そして未来永劫、この視点でコミュニティーを作るステップが最もカンタンで楽しくお金を稼ぐことができる唯一の方法です。
今すぐあなたが主催する●●会をSNSで発信してみてください。