新しい収益源を生みだす秘訣

新しい収益源を生みだす秘訣

間違ったTPP思考から脱却するネットビジネスのポイントを考察してみた

インターネットビジネスの生命線は、何だと思いますか?
本日は、ネットビジネスで新しい収益源を確保するための新規事業について深堀します。

TPPの罠

YouTubeの連続起業課の配信を中心にTTP(徹底的にパクる)の新事業スキームが少しずつ認知されはじめています。

うまくいっているビジネスの本質的なポイントを模倣する

という文脈で認知されている手法ですが、大きな問題点があることに多くの人が気づいていません。
それは、TTPにより再現性が高まっているビジネスがネットビジネス(オンラインビジネス)ではなく、リテールビジネス(オフラインビジネス)である点です


美容室や飲食店、美容サロンなどのリアル店舗の新規開業については、TPPによるマネタイズの達成は最も確実性が高い方法ですが…
ネットビジネスでTPPを導入するとなぜかうまくいきません。

理由は、「スモールネットワーク理論」に起因します。

例えば、TPPを使いうまくいっている店舗の本質的な儲けのポイントをトレースした店作りをした場合、うまくいくケースが多いのは、トレース元の店舗と自店

舗との間には、意識せずとも最初から大きな差別化が生じているからです。
トレース元の店舗は、A駅の西口に、自店はB駅の西口に開業したケースでは、来店しそうな見込み客は同じ人間でありながら、住む場所が異なります。

つまり、見込み客がバッティングすることがないことがリアル店舗におけるTPPの再現性の担保に寄与しているということです。
逆に、ネットビジネスでは来訪しそうな見込みユーザーは、トレース元のWEBサイトと同じ見込みユーザーであることがほとんどです。
これは、ネットビジネスが「キーワード」を起点として成立する世界だからです。
トレース元のWEBサイトや自社のWEBサイト、競合のWEBサイトも同じようなキーワードで集客をして同じような見込み客を相手にしています。

つまり、ネットビジネスでTTPを導入するとトレース元のWEBサイト(マーケットリーダー)と同じようなWEBサイトになってしまいます。
この問題は、同じようなWEBサイトが乱立した場合、マーケットリーダーに見込み客を獲られるという市場原理が働いてしまうことです。
健康食品などで同じようなLPが広告を独占している様子を見たことはありませんか?
まさしくそのような状況に陥り、顧客獲得単価が跳ね上がり費用対効果が得られずに消えていくビジネスの完成です。

では、どのような考え方でスタートアップをすればいいでしょうか?

正確なニーズ掌握からスタートする

大切なことは、見込み客のニーズを正確に捉えることです。

例えば、美容室の場合、

なぜ、あなたは美容室で髪を切るのですか?

を深堀した場合、

長くなった髪を切りたいのではなく、長くなってセットが決まらない髪の状態をなんとかしたい!

というニーズが本質的な美容室の存在意義のはずです。

同じように、ネットビジネスで例えれば、

なぜ、あなたは暗号通貨を買うのですか?

を深堀した場合、

暗号通貨で億り人になりたいのではなく、億り人になって悠々自適な生活(早期リタイア「FIRE」)を送りたい!

というニーズが本質的な暗号通貨の購入理由のはずです。

この場合、「大化けする暗号通貨を教えるセミナー」よりも、

「早期リタイア(FIRE)を実現するための暗号資産を含むポートフォリオの作り方」

のほうが見込み客のニーズを正確に捉えています。

(もちろん、ニーズは1つだけとは限りません)

ネットビジネスの生命線とは

次に行うことは、どのようなWEBサイトにするか?です。

ポイントは…

・ニーズを中心とした文章(ライティング)
・但し、使い古された言葉やデザインは用いない
・なぜなら、「よくあるパターン」では見込み客の注意を引けないからである

つまり、見込み客が

「前にも似たような内容を見たことがある」
「きっとそういうことでしょ」
「はいはい、その話ね」

というように直感的に興味がそがれてしまう文章やデザインでは、どんなに魅力的な商品でも売れません。

つまり、「よくあるパターン」を採用しない、TPPしないことが非常に重要なポイントです。

では、どのようによくあるパターンを破り、見込み客に広告をクリックさせ、WEBサイトを最後まで読ませることができるのでしょうか?

秘訣

1つ目のポイントは、「THE 販売ページ」、いわゆる売り売りのセールスページをやめるということです。
見込み客は、販売ページを見るだけで何か売り込まれないか?警戒するものです。

2つ目のポイントは、ブログ風のページを作ることです。
見込み客は、自分のニーズと同じニーズを持つ他人の意見に耳を傾けます。

3つ目のポイントは、ウォンツとニーズの両方が満たされる状況を作るということです。

この商品は、あれば嬉しいけど、今すぐ必要な訳ではない。
このような商品やサービスは、なかなか売れないことを多くの起業家は見落としています。

つまり、ウォンツとニーズの両方が満たすための商品・サービスの設計又は見せ方が必要だということです。

この点は、別の記事で掘り下げたいと思います。

まとめると、

・ウォンツとニーズの両方が満たす商品を
・ブログのような一見、販売ページとはわからないWEBサイトで売る

です。

あなたなら、どんな商品をどこで販売して新しい収益源を確保したいですか?

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