アフィリエイトはオワコンか?

アフィリエイトはオワコンか?

売れる商品と集客商品を取り扱いリアルで販売する重要さについて考察してみた

副業をはじめる人の選択肢のひとつにアフィリエイトがあります。

アフィリエイトとは、企業のプロダクトを自分のブログやSNSで紹介して報酬を得る仕組みです。

このアフィリエイトで十分な報酬を獲得できている人は、全体の5%も満たないと言われています。

一方、起業して会社を大きくしている社長の多くは、最初のビジネスでアフィリエイトを選択して種銭を稼ぎ、後のビジネス拡大のファーストステップにしているケースも多くあります。

この矛盾を解消するには、アフィリエイトの本質的な仕組み、いわゆる稼ぐ「嗅覚」を磨かなくてはなりません。

本日は、商売のセンスを磨くためのエッセンスとしてアフィリエイトで稼ぐ思考を解説します。

この考え方に気づけるかが成否の分かれ道

多くの人は、アフィリエイトをする時に「売れている商品」をアフィリエイトしがちです。

もちろん、既に売れている商品は売りやすい特性があるため、間違いではありません。

そこで、多くの人はリピートされやすくて既に売れている商品、例えば高級シャンプーをアフィリエイトしたりしますが…

結果は、芳しくありません。

理由は、至ってシンプルです。

例えば、10000円の高級シャンプーを販売して5000円の報酬単価が設定されたアフィリエイトプログラムの場合、

リピート商品であり、既に売れていて、報酬単価も高いため一見、良さそうなアフィリエイトです。

しかし、このような商品でアフィリエイトをしてもなかなか報酬を獲得できません。

なぜなら、シャンプーは「差別化しにくい商品」であり、「相場がわかりやすい商品」だからです。

つまり、シャンプーの一般的な価格は大体1000~2000円であることが感覚的に理解しやすく、10000円の高級シャンプーとの違い(品質の違い)を購入者が識別できない商品ということです。

故に、違いが出せない商品は、売れづらいということです。

商売のセンスはここにあり!

では、どんな商品を扱えば売れていくのでしょうか?

・売れている商品
・リピートしてくれる可能性がある商品
・無形商品
・高額商品
・差別化されている商品
・相場がわかりずらい商品

この5つの条件を満たす商品が売れる商品です。

さらに次の条件も加えると…

・肯定的な口コミをされやすい
・権威性がある

売れる商品でありながら、集客商品になります。

集客商品とは、その商品を扱うだけで人が集まってくる商品のことです。

このような商品は、どのような商品だと思いますか?
読み進める前に一度、ご自身の頭で考えてみてください。

売れる集客商品をリアルで売る

前述の条件を限りなく全て満たせる商品は、セミナー商品です。

セミナー商品で唯一、前述の条件で満たしきれないものがあります。それは、権威性です。なので、YouTubeで自分の名前を売るために動画配信をして認知度とブランド力を高めています。

実は、アフィリエイトをするには最も稼ぎやすいアフィリエイトプログラムがセミナー商品です。

ここまでは、扱う商品をどのような思考で判断すればいいかを解説してきました。

そして、最も重要な考え方を一言でアドバイスしたいと思います。それは、

『集客は、ネットでやらない』

ということです。

意外に思われる人が大多数なはずです、多くの人が失敗する理由のひとつにネット商品をネットで売ることに一生懸命だということです。

ネット集客は、多くの人が思っているほど簡単ではありません。

・集客における導線の作り方
・セールスライティング

のスキルや経験は不可欠であり、さらいに詳細を挙げれば

・誰をターゲットにするのか?
・ターゲットは何を求めているのか?
・ニーズとウォンツはどのようなものか?

などお金を払う人の属性を掘り下げた上で集客の導線とライティングを設定しなければなりません。

つまり、ネットで集客をするよりもリアルで集客をしたほうが、そのような高度なスキルを必要とせずに売り込むことが可能です。

是非、HPやLPなどのネットコンテンツで頼らずに自らの足で泥臭く営業することが商売の基本であることに気づいてください。

自社商品を作る時のポイント

前述の内容から他社のアフィリエイトプロダクトではなく、自社の商品としてコンテンツメイクするためには、どうしたらいいでしょうか?

自社商品であっても他社商品であってもやることは同じです。

もう一度、以下を確認してみましょう!
新規で立ち上げる商品の場合を想定して分かりやすく補足(→)を入れてあります。

・売れている商品
→既に売れている商品や売れているカテゴリに自社商品を寄せて開発をする。

・リピートしてくれる可能性がある商品
→定期価格やリピートしないと目標が果たせない商品属性で自社商品を開発する。

・無形商品
→受注発注ができ不良在庫の心配がなく、利益額が大きければ無形商品である必要はない。
 売れると分かっていれば不良在庫にはならない。

・高額商品
→高い価格でないと利益が少ない。どうせ売るなら高くても売れる自社商品を開発する。

・差別化されている商品
→差別化されていれば購入率が高まる。その他の商品と違いが明確ではなければ安い他社商品が買われる。
 (色んな人がやっているセミナーが売れやすい理由のひとつは、人。講師や話す人が属人的であり、人により差別化しやす。)

・相場がわかりずらい商品
→高く売るには相場観が不透明なほうがいい。あるいは、既存市場の相場がもともと適正価格よりも高いほうがいい。

・肯定的な口コミをされやすい
→購入後、小さい変化で感動するような商品がいい。

・権威性がある
→既に有名な人の力を借りるのが手っとり早い。

既にインターネット上でサイトを広告で運用しながら注文を獲得できている人は、既にネット賢者であり成功者です。

新しくビジネスを立ち上げる際、いきなりネットだけで注文をとって売上をたやすく上げられると思ってしまうことにネットビジネスの罠が潜んでいます。

あなたなら、どんな商品を取り扱い、どのような販売したいですか?

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