一代でビリオネアになる現実的な方法(2)
一代でビリオネアになるために必要なこと(条件)とその方法論を徹底的に調べてみた。(後編)
御用聞きビジネスとは?
あなたが一代でビリオネアに近づくための現実的な方法論について深堀していきたいと思います。
「御用聞き」と聞いてあなたは、どのような印象を受けますか?
相手(クライアント)に媚を売り、常に下手に出ながら相手の表情に気を使いながら媚び諂(へつら)う。
ビリオネアに近づくための「御用聞き」とは、頭を下げることではなく『圧倒的に役立つために動く』ということです。
”ビリオネアになりたければビリオネアのに役に立て!”であり、この考え方で財を成した人物をご紹介します。
「9.11」アメリカで発生した同時多発テロの首謀者ウサマ・ビン・ラディンのラディン家は、サウジアラビアを支配する王家であるサウード家の御用聞きで財を成したのをご存じですか?
欧州の企業が王家に自動車を贈呈した際、当時港から王宮までは砂漠が広がり、自動車を輸送できずに困っていたところ自動車が走れるように道路を整備したのがラディン家でした。その行為により王家から絶大な『信頼』を勝ち取り、イスラムの聖地であるメッカやモスクなどの改修工事を一手に引き受ける『ビジネスパートナー』としてのポジションを確立しました。その後、石油・通信・衛生などの事業に参入して今では欧州で60社以上の子会社を持つ一大グループ企業に成長しています。
この事例では、ビリオネア(この場合、王家)と知り合い、圧倒的に役立つために動いた(この場合、道路を整備した)といったように構造は極めてシンプルですが、
・そもそも、どうやってビリオネアと知り合うのか?
・そもそも、圧倒的に役立つスキルなんてない…
といった状況であっても、工夫次第ではビリオネアと知り合い、役に立つことで信頼を勝ち取り、ビジネスパートナー的なポジションを獲得することは意外とカンタンです。
ビリオネアと知り合うカンタンな方法
以前、僕は、お酒を販売する会社に勤めていました。
これからは海外販売に力を入れていこう!ということになり、海外の販売ページを作成してフェイスブックで告知を始めました。
すると、ウイスキーブームも手伝って海外からちょくちょく注文が入るように。
その中には、インドの富豪やドバイの王族からの注文もありました。
いずれの国も資源国であり、日本のお金持ちとはレベルが違う超富裕層です。
しかし、オーダーを機械的に処理し、梱包して送るだけ。その後、彼らからバックオーダーは一度もありませんでした。
一方、僕の知り合いには海外向けの骨董品販売ビジネスをしている方がいます。
この方は、日本由来の骨董品を梱包して送る時に「日本の俳句」を習字の先生に書いてもらい額に納め、同梱して送っていたそうです。それを受け取った海外のお客様が感銘を受け、日本に来日した際に会うことになり、骨董品だけではなく書画や日本の文化に興味を持ち始めたことを聞かされて以来、今では骨董品以外にも多くの日本文化的な商品を送ってあげているそうです。しかも、驚くことに販売価格は、こちらの「言い値」だそうです。
(ちなみに関係を継続していく中でわかったことですが、このお客様はインドのビリオネアだったそうです。)
このようにビリオネアと出会う方法は、以外とカンタンだったりします。大切なのは、スキルではなく
・どのような方法で圧倒的に役に立つか?それが難しいなら、どのようなアプローチで圧倒的な感動を与えるか?
を考えられる視点です。
僕の中には、どんな商品ならビリオネアに喜ばれるか?どんなアプローチなら感動してもらえるか?のイメージがたくさんあります。
あなたも、海外へ日本の文化思想が感じられるモノを販売してビリオネアと知り合いになってみませんか?
”ビリオネアになりたければビリオネアのに役に立て!”です。