プライベートバンクの真実と現代アート
プライベートバンクとプライベードバンキングの違いを解説した上で余剰金額に応じて最短でビリオネアに近づくための方法論を考察してみた。
投資マインドの重要性
世界最高の投資家ウォーレン・バフェットやひふみ投信を率いて7,000億円を運用するファンドマネージャー藤野英人氏(レオスキャピタルワークス)の投資思想から新規ビジネスのネタを探しに役立つ内容をお届けします。
「事業を成功に導く思考は、投資家思考でもある」という観点から前述の各人における投資の「心得」の中から特に重要な思想をピックアップしてみました。
・「バリュー投資」といって価値を見出すモノ、主に株(企業)に投資をする
・自分が理解できないモノには投資をしない
・「事実」に基づいてどのような価値を見出すモノかを判断する
・日本だけではなくアメリカ経済の情勢も見ながらどのような大勢に向かっているのかを感じる
・その上で世の中が良くなる新しいコンセプトをもった未来志向のモノに投資をする
・その上で未来に対して信じる力を大事にする
・さらには、応援したいと思える会社か?経営者か?どうか
・その会社の経営者が仮に数ヶ月離脱した場合、自分が一時的に社長として携われるぐらいの熱意や事業の全容への理解があるかどうか
・マーケットは常に新しい次のテーマを探し求めており、今起きていることの中からより良いものが半年後以降に頭角を現し始める。(B2C)
このような投資マインドは、新しい事業を立ち上げる時にも極めて参考になる考え方だと思います。その中でも、
・今、起きていることは何なのか?
・これから起きそうなことは何なのか?
このあたりを中心に「成長」という上げ潮に乗れるような事業ネタを考察していきたいのですが、その前段でこの記事では金融投資について語りたいと思います。
アメリカで起きていること
今、アメリカ経済で起きていることは、
本来、アメリカにおける一番大きな運用先である米国債に金利がつかない状況が続いており、株式投資やオルタナティブ投資(不動産、ヘッジファンド、バイアウトファンド、VC、天然資源など株式や債券以外の資産)にマネーが流れ込んでいる状況です。
特にヘッジファンドへの資金流入が増えている状況ですが、ビリオネア層はもともとポートフォリオに20%以上の割合でヘッジファンドを組み込んでいたりします。このようなポートフォリオをプライベートバンクのバンカーとともに運用しています。
真の富裕層は、UBS、クレディスイス、野村証券といった国内の大手金融機関のいち部門(富裕層部門)である「プライベートバンキング」ではなく、海外のバウマン、ボルディエ、ロンバー・オーディエなどの「プライベートバンク」で資産運用をしている事実はあまり知られていません。
日本のプライベートバンキングは、投資リスクをあまり取らない保守的な運用を行います。なぜなら、以前シティーバンクが攻めの運用を行い利用者に損害に与えてしまったことが問題となり、金融庁からの目が厳しいからです。
一方、海外のプライベートバンクでは国が発行するライセンスを持ったバンカーが運用を担当します。その運用チームには、金融工学、物理学、数学、AIを研究しているエリートがファンド運用チームに参画しており、ハイリターンの金融商品を安定的な利益獲得を目的とした絶対収益主義で運用します。残念ながら日本では、このような素晴らしい運用チームをもったプライベートバンキングは存在しません。海外のプライベートバンクに資金を預けるメリットは多く、
本物のプライベートバンクとは
・日本よりも税率が5%低い
・ライセンスをもったバンカーが運用
・各分野のエキスパートが運用チームに参画
・日本よりも豊富な金融商品の種類
・日本で言う証券担保ローンのような仕組みを融資を受けずにできる
⇒例えば、プライベートバンクに”3億預けると「3回建て」=レバレッジ3倍の9億円の運用額で10年かけて10億円をめざす”なんてことも可能
(ちなみに日本の超富裕層は、証券担保ローンで資産を増やしています。詳細は別の記事で解説)
このように真の富裕層になるには、「プライベートバンク」一択です。
10億円の余剰資金がある方は、今すぐシンガポールにあるイギリス系のプライベートバンクHSBC(香港上海銀行)に口座を開設してポートフォリオ作りに挑戦してみてください。
まだ、10億円の資金を用意できない方は、このブログが参考になるはずです。
今、アメリカでは前述の通り株式市場へマネーが流れ込んでいます。
日本ではどこにマネーが流れ込んでいると思いますか?
日本で起きていること
それは「アート」です。
2019年の世界のアート市場は約7兆円。
その8割をアメリカ、中国、イギリスが占めています。
一方、日本の市場規模は、2,580億円で内訳は以下の通りです。
・日本画:19%
・現代美術:17%
・洋画:16%
・陶芸:14%
・その他:33%
ちなみに日本が占める世界シェアは、たったの4%ですが2018年と比較すると5%も増えており4年連続でアート市場が拡大しているまさに『黎明期』です。新しいビジネスにおける成長の上げ潮に乗り、短期間で資産を増やすには黎明期での参入が極めて重要なのは言うまでもありません。
まだ美術価値が定まっていない作家が溢れている「現代アート市場」は、他の美術品と比べて値上がり幅が高いといわれています。
アメリカのアンドアートマスターワーク社が算出したデータによると、過去25年の「現代アート」の利回りは平均年利13%だったそうです。
アメリカでアートへの投資が流行していない理由は、もともと富裕層のポートフォリオには10%前後のアート資産を組み入れる文化があるからです。
日本に住んでいるからこそ、まだ未成熟な現代アート市場へいち早く参入できるチャンスがある!とっても過言ではありません。
現代アート市場の成長率
まだ見ぬ無名作家の現代アート作品を青田買いして売却益をもってビリオネアを目指してみませんか?
有名作家は、「アートオークション」、無名作家の作品は「ギャラリー」で購入できます。
余談ですが、アメリカではアートギャラリー関連会社で前年比17%、アートオークション関連会社で18%も成長しています。
アメリカの商流は遅れて必ず日本に到来します。
さぁ、あなたはどのようなアプローチで資産を増やしていきますか?