お金持ちになる唯一の方法
昔も今も未来永劫変わらない事業成功のロードマップを考察してみた
お金持ちの実態
日本は言わずと知れた世界一の重税国家。
香港における法人税の基本税率は16.5%のシングルタックス、シンガポールは17%。
対して日本は、23.2%の法人税に加えて所得税に累進課税(最大45%)が課税されるタブルタックスである。
日本でいくら稼ごうとも国に税として多くの富が徴収される様は、江戸時代の「年貢」を彷彿させ、令和の時代にも普遍の”悪しきもの”として根付いています。
多くの人が一度はお金持ちへの憧れを抱きつつも大半の人間が道半ばで志を忘れ、日々をやり過ごしています。
知ってか知らずか、日本に住みながらお金持ちになる方法は、このブログで何度か紹介した通り2つのアプローチしかありません。
1つ目は、『IPO』です。
会社を興し、上場させることで社長であるあなたが保有する自社株を証券担保ローンに入れることで借入をおこしてレバレッジ投資を実施します。
先進国債や国内不動産への投資で安定的なキャピタルゲインを獲得することでお金が減らない領域にまで到達します。
2つ目は、『M&A』です。
会社を興し、高値で自社を売却します。売却益で前述の投資でキャピタルゲインを獲得するスキームは富裕層の定石ともいえます。
つまり、日本における富裕層の定義は、評価資産を基準にすると5億円以上の現金又はそれと同等の価値がある有価証券を個人名義で保有し、それらを原資に「労せずお金を膨らませられる人」ということになります。
富裕層の仲間入りをするには、
・会社を上場させる
・個人の現金預金を5億円程度貯める
以外に方法はありません。
この事実を知り、あなたはどちらの方法を選び、お金持ちの仲間入りをしたいですか?
現実的な方法
この記事を見てくださっている方は、すでに本業である程度、成功されている方だと思います。
そのような方は、ある程度、オルタナティブ投資などへ資産分配ができる財力をお持ちのはずですが、本業とかけ離れた資産を運用してしまうとシナジー効果は当然ありません。
本来、お金というのは連動して雪だるま式に大きくなるように動かしていくことで指数関数的に増えていくものです。
結論から先に申し上げると…
『本業の近隣領域を開拓して顧客リストを集め、本業に流し込む』
ことです。
つまり、大手企業が大手企業に成り得たビジネススキームを模倣して”大きく稼ぐ”ことで役員報酬の0(ゼロ)を1~2個増やるぐらいの売上を作るということです。
ベタですが、上場をさせる気や実力がないなら本業を拡張して稼ぎまくるしか方法はありません。
例えばイオングループは、
本業は、総合スーパー事業で「イオン」が有名です。
近隣領域は、スーパーマーケット事業で「マックスバリュー」が有名です。
次の近隣領域は、ディスカウントストア事業で「ビック・エー」が有名です。
次の近隣領域は、ヘルス&ウエルネス事業で「ウェルシア」が有名です。
このように本業に近しい近隣領域で事業展開をすることで顧客を集め、総合金融事業の「イオン銀行」の利用者促進を行い、ATM手数料を稼ぐストックビジネスを実現しています。
会社の規模が大きくなると必ずと言っていいほど「銀行業」に参入する小売企業が後を絶ちません。
セブン銀行や楽天銀行なども母体はB2C向けの小売企業です。
これらの企業の本丸は、足元ではATM手数料でありながら最終的な目的は「お金の流れを掴む」ことです。
イオングループの2022年の営業利益は、958億円です。
まとめ
あながたもし、投資系の商材を本業としているのなら…
富裕層や準富裕層の顧客リストをもっているビジネスを買い漁ればいいのです。
そのリストにこの記事(売上を拡大する唯一の手法)で書いたように紹介制度を設けて本業へ流し込みます。
日本に住みながら事業で成功しお金持ちになるには、この方法しかありません。
あなたはどのような顧客リストを持っている会社を買収することで本業の売上を拡張させていきたいですか?