起業の教科書①

起業の教科書①

世界一カンタンなマネタイズのロードマップ①

近いうちに起業を考えている会社員や第二の収益の柱として新規事業をお考えの経営者にとって最も重要なことは、「入口」を間違わないこと。

例えば、現在サラリーマンで起業を考えている場合…

多くの人が陥る間違った入口は、

・好きなことで起業しよう!
・まずはスキルを獲得しよう!

といったマインドセットです。

前職でイラストレーターを使ったクリエイト作業をしている人は、画像作成のスキルを生かして起業したり、何もスキルがない人は動画編集の講座を受講してスキルを獲得したり…

このような「スキル」を中心にスタートする人が後を絶ちません。

一方で比較的短期間でマネタイズできる人というのは、前述のような間違ったアプローチをとりません。

なぜなら前述のようなアプローチでスタートすると、競合が多いからです。

マネタイズできる人は、一体、どのようなアプローチで新しいコトをスタートさせるのでしょうか?

マネタイズできる人の思考法

うまくマネタイズができる人の特徴は、

「できること=スキル」ではなく、”やりたいコト”を基軸にどのようなビジネスをするのかを真っ先に決めます。

やりたいことが見つかったら、その中から”誰もやっていないコト”を見つけ出します。

誰もやっていないコトが見つかったら、それをカタチにするための情報を探します。

その情報の中から『勝ち筋』を見つけます。

その勝ち筋は、競合が少なく、高い粗利益が取れれば尚ヨシです。

マネタイズは決して難しくない

実際にどのような流れでマネタイズを早期に実現したのか?一例をご紹介します。

ある会社員は、自社のオフィスのエントランスにアクアリウムがあり、毎朝出勤時に何気なく目にしていました。

観賞用の水槽に特別興味があった訳ではなかったが、次第に自分の家にもこのようなモノがあったらいいなと感じていました。

そこで、自分なりに調べてみると、なかなか自分好みのサイズが見つかりません。

さらに調べていくと、かなり大きいサイズの水槽は品薄状態であり、納品まで数ヶ月待ちであることがわかりました。

これはビジネスになるかもしれない!と感じ、大型サイズの水槽を低コストで製造できる業者を片っ端から探していき個人観賞用としてオリジナルの大型水槽の発注までこぎつけました。

その後、自身のブログで大型水槽のことを写真付きで記事を投稿した数日が経った頃、数人のユーザーから”自分の大型水槽を探しているので購入した場所を教えてほしい”とDMが届くようになりました。

そこで受注発注という形で利益を数万円乗せた価格で受注を取るようになって…。最終的には法人登記をして自社のホームページを開設しつつ、趣味系雑誌の広告枠に広告を出すことでマネタイズを実現させました。

ポイント

注目すべき点は、3つです、

1つ目は、スキルありきでビジネスを始めなかったことです。

2つ目は、大型サイズの水槽があまりないという『勝ち筋』が見つかったことです。

3つ目は、ないモノを作るためにとことん情報を集めマンパワーでカタチにしたことです。

実際にマネタイズに必要な要素は、上記の通り3つ程度です。

多くの人は、お金を稼ぐためにスキルが必要だと考えがちですが、必要なのは…

勝ち筋を見つけてカタチにするための「情報収集力」と「諦めの悪さ」だけです。

あなたも是非、好奇心をもって自分がちょっとでも興味がある分野の勝ち筋を探ってみてください。思わぬ原石を見つかるかもしれません。

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