起業の教科書③

起業の教科書③

世界一カンタンなマネタイズのロードマップ③

起業や新規事業の策定の際に、ハズしてはいけないポイントは…

・あなた、あなたの商品、あなたのサービスがないと非常に困る

という「状況」を作るとお金が入ってくるという視点です。

例えば、商業施設のトレイにおいては、

男性用トイレと女性用トイレの他、「男女兼用のトイレ」を併設しておけば

LGBTの人にとって非常に助かります。

あるいは、歯のクリーニングにおいては、

男性の歯科助手がいれば、若い女性の歯科助手に汚い口腔を見せることなく羞恥心を抱く必要もなくなります。(中年の男性にとっては)

・ビジネスを通して社会に貢献する

とは、このようなことです。

この話にスキルの話は一切出てきません。

スキルは、やる気があれば試行回数が増えると共に自然に身についていくものです。

スキルを起点に人材採用や売上アップを含めたビジネスの創出・拡大をめざすのではなく、

一度、

・どのような状況になれば、人は喜んでお金を払うのか?

を考えてみてください。

具体例

あなたは、アトピーが良くなる商品を開発することができました。

広告を出稿していざ販売を開始したものの、なかなか広告経由では売れません。

そこで、

・この商品がないと困る状況

を考えたところ…

・この商品を使うことでアトピーの痒みがなくなる。でも、使用を中止するとまた痒みが出てくるので困る(状況)

という結論に至りました。

この状況を作るためには…

1ヶ月間、無料で使ってもらうサービスを開始しました。

すると…

1ヶ月後には、続けて使用したいというお声が届くようになり、継続するための利用料金を請求することで売上を得ることができました。

心がけたいコト

とにかく、先に使ってもらうことが最も重要です。

使ってもらわなければ、”ソレ”がないと困る状況を作ることはできないからです。

面白いことにあなたが本気で開発した商品やサービスであれば、一定の割合で継続して利用してくれる人が必ず出てきます。

その割合を増やすべく、商品やサービスの改良を続けていくことでだんだんと商品やサービスの質が高まり、リピートする顧客が増えてきます。

世の中に多くの「無料体験が」があるのもこのような理由からです。

もし、あなたが、ひとつの商品やサービスについての質を改善していく過程に喜びを感じられるタイプであれば、是非、自分が情熱を傾けられるモノやコトを商品化して無料体験を始めてみてください。

ブログやSNSなどで告知すれば「無料なら是非使わせてもらいたい」と手を挙げる人が必ず出てきます。

ビジネスとは、このぐらいシンプルでカンタンなものであることを理解できるハズです。

あなたなら、どのようなモノやコトで”ソレ”がないと困る状況を作った上で売上を上げ、社会に貢献していきたいですか?

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