スケールするためのマストアイテム
結局、最後は「人」の力で大きく成長するという結論に対して考察してみた
全ての人が、”こうなりたい”という願望を抱きながら日常を送っています。
“こうなりたい”とは、何かしらの「成果」を上げたいと思っているということです。
多くの人の”それ”は、お金であることが多いはず。
つまり、今よりももっと稼げるようになりたいということのはずです。
「稼ぐ」または「稼げる」という成果を得るには、当たり前のように稼ぐためのスキルや知識が必要になると多くの人が思い込んでいます。
従って、スキルの体得や知識を得るためには本を買って勉強したり、セミナーに参加したりします。
ネットに目を向ければ、それに纏わる多くのサービスで溢れかえっていることからも”稼げるようになってお金を手にしたい”というニーズは不変のものであることは疑いようがありません。
しかし、この記事(★人が大きな売上の基礎を作る)で触れた『アイスバーグの法則』をもう一度、見てみてください。
この法則の中で「スキル」や「知識」に該当するレイヤーは、下から3つ目の「能力」です。
ほぼすべての稼ぎたい症候群の人は、お金を稼げるようになるという成果を得るために能力が必要だと思い込んでいます。
しかし、能力というのは、行動や習慣によって自然に養われ、行動や習慣は、想いや意識によって醸成されます。
つまり、お金を稼げるようになるという成果を得るためには成果の大きさに影響を与える土台(想いや意識)の解像度を高めなければいけないということです。
成果までの近道
つまり、以下の手順で自分に質問し、明確の答えを出しておくことが不可欠です。
1.あなたの想い(今まで一番お金と時間を使ってきたこと)は、何ですか?
2.あなたがワクワクすることやテンションが上がること(苦にならないことで継続できる作業)は、何ですか?
成果を出すための最短距離は、「1」と「2」(アイスバーグの法則の下の2つ)に対して自分なりの答えをはっきり出しておくことで自然と能力が養われ成果に繋がっていくということです。
想いを大きくするのは「人」
自分の想いが形になり、ある程度、稼げるようになった人が次に重要視しなければいけないことは、『人』です。
現に今、稼げるようになった理由の多くは、もちろん自分のがんばりによるところですが、必ず人の助けがあっての成功であることを客観的に理解しなければなりません。
ある飲食店を経営するA社長は、右腕と共に1号店目を立ち上げ数年で10店舗を超える規模まで店舗展開を進めていきましたが、同志である右腕の進言には耳を貸さずに有利子負債が膨らみいつ倒産してもおかしくない状況です。
ある飲食店を経営するB社長は、1号店目を成功に導いた右腕の処遇改善に目を向けることなく、A社長をお手本に店舗展開を進めています。
ある飲食店を経営するC社長は、右腕に丸投げして自身はほとんど何もやりません。そして中途採用した優秀な社員に右腕のポジションを競わせようとしています。
これらの社長の末路は、一体、どのようになると思いますか?
本当に優秀な社長は、人に頼ります。人を信頼します。人を気遣います。だから、頼られ信頼されていると感じる社員は、社長のために努力します。
その努力が終結するから、社長一人では成しえない大きなことを実現することができるのです。
この記事を見ているあなたも、是非、信頼できる人を見つけて想いを語ってください。そして、力を合わせて一緒にイイ想いをしてください。
それが、会社を大きくして、お金と幸せを手に入れる最短の道です。
あなたにとって、信頼できて馬の合う人は誰ですか?