売れる商品の発掘法

売れる商品の発掘法

確実に売れる商品を発見するための方法論について考察してみた

この記事(ビジネスの本質)でも触れた一番最初のアイディア(商品)をどう発見していくかについて深堀します。

売れる商品作りにスキルは不要

多くの人が勘違いしていることは、最初に売る商品(フロントエンド商品)が良ければセールスライティングやマーケティングのスキルはほとんど必要がないということです。

もし仮にすでに商品を売り始めて1000万円の売り上げに到達していない場合は、ほぼ100%の確率で最初に売る商品がダメなんです。

結論から申し上げれば…

適切なフロントエンド商品は、「説明しなくても売れるわかりやすい商品」でなければいけません。

つまり、ビジネスで儲けたければ、カンタンな説明だけでスパンっと売れる商品を作らなければいけないということです。

人がお金を払うメカニズム

人が現金を手放し、何かを得ようとする時の条件は、何だと思いますか?

実は、ちゃんと方程式があります。

・恐怖(知識不足によって生じる。つまり初心者。)
・緊急性(既に目の前で生じ始めている問題)

この2つのうち最低でもどちらかが異常に高い問題を解決するものこそが最初に売る商品です。

この商品の市場は、

・お金市場
・健康市場
・人間関係市場

です。

結果を想像できるものならナンデモイイ

人がその商品をなぜ買うのか?はの根底にあるのは、前述の通り

・恐怖(知識不足によって生じる。つまり初心者。)がある
・緊急性(既に目の前で生じ始めている問題)がる

であり、色々と検討した結果、ひとつの商品を選ぶわけですが、その決めてとなるのは…

『結果が得られそうなモノ』です。

買う前から結果が保証されてはいないため、買ってみないとわかりません。

つまり、最も結果が得られそうだと思えるモノが選ばれるということです。

そのようなモノであればどんなモノでも構わないということです。

本物にニッチ市場とは

ここまでくると売れそうな商品の姿が少しずつ見えてきたと思います。

・恐怖(知識不足によって生じる。つまり初心者。)がある
・緊急性(既に目の前で生じ始めている問題)がある
・結果が得られそうなモノ

を満たしつつ、次の3つの条件も満たせないか考えてみてください。

・既にある問題を解決する商品は存在するが解決しきれていない
・その問題を解決するためにお客さんが積極的に探している
・あなた以外から解決策を得ることができない

この3つを満たすのがニッチ領域であり、ライバル不在の市場ともいえます。

まとめ

最初に売る商品は、とにかく下記の条件を満たしてください。

1.今、まさに恐怖や痛みを感じていて今すぐに必要
2.それを解決するために多くの人が探している
3.あなたの解決方法は既存品が抱える未充足を感情的な視点で見事に満たしている

この条件を満たす商品って…あまり親には言えないような商品とかビジネスのハズです。

もし、そうならその商品は最初に売る商品として適切です。

ちなみに「1」「2」を満たす商品を販売して、お客さんにアンケートやヒアリングをして「3」を作り上げればいいのです。

「3」とは、USPであり、お客さんにとっての『価値』です。

では、「1」「2」を満たす商品をどう発想するのか?

それは…

「①新旧の組み合わせ」や「②オンとオフの組み合わせ」です。

①昔からあるものと新しいものを単純に組み合わせてみてください。

例えば…

何かを測定するサービス(昔からあるもの)とコロナウイルス(新しいもの)を組み合わせると…

コロナウイルスに感染したかどうかがすぐに分かるアップルウォッチならぬ「コロナウォッチ」という新しい商品が生まれます。

②オフラインでしか売っていなかったものをオンラインで販売することを考えてみてください。

例えば…

布団のクリーニング(オフラインでしか売っていなかったもの)をネットで受け付けると…

かさばる布団を自宅から送るだけでクリーニングができる「布団の宅配クリーニング」という新しい商品が生まれます。

さらに、「③アップセルとバックエンド商品が想像できるもの」。

これは単純で、どのようなアップセルやバックエンドを用意すればお客さんは喜ぶのか?

これがわからないとアップセルもバックエンドも用意できません。

人の欲望はどこまで続きます。

最初に売る商品(フロントエンド)を提供してた後、お客さんはそれだけで一生満足する訳ではありません。

フロントエンド商品と一緒にアップセル商品も一緒に提供します。

しかし、それでも満足する訳ではないため、バックエンド商品を提供します。

つまり、人は、欲望が叶えば次に新しい欲望が生まれるものです。人の性ともいえます。

結論としては、お客の気持ちがわかるものを商品として扱えば一生それでメシが食えるということです。

ちなみにアップセルとバックエンドは複数用意します。が、想像で構いません。想像できるか?が問題なのです。

実際には、フロントエンド商品を売った後にお客さんにアンケートやヒアリングをしてどのようなアップセルやバックエンドが求められているのか?

つまり、お客さんが価値としているものは何か?を特定すればいいのです。

決してお客さんが価値としているものを決めつけて結論付けてはいけません。

その思い込みは、人生を不幸に追いやります。

最後に、「④ブームに乗る」ということです。

2023年4月の時点で一番のブームといえば、ChatGPTですかね。

ブームを見つけたら何か他のものと組み合わせることができないか?を考えてみましょう。

例えば、こんな感じです。

・ChatGPT×昔からあるも
・ChatGPT×オンラインサービス
・ChatGPT×オフラインサービス

などなど。

あなたは、どのような方法で最初に売る商品を発見したいですか?

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