成功の源泉
スタートアップで成功するための秘訣について考察してみた
なぜ、同じ人間なのに成功する人と成功しない人がいるのか?
この問いに多くの人が答えを出せずに人生の大半を過ごしてしまいます。
ある人は本を読み漁り、ある人はセミナーに通い詰め、ほとんどの人はどこかの地点で成功への関心が途絶えてしまいます。
この問いに答えるためにあるIT起業家をご紹介します。
皆さんが考える成功に一歩も二歩も繋がるヒントが隠されているかもしれません。
ある青年の話
ごく一般的な家庭に生まれた青年は、
大学を卒業後、特別な志や熱意もなく地元の建設会社に就職しました。
新卒で入社したものの半年後に退職後、アルバイトを転々とする日々。
そんな中、嫌な上司や同僚との対人関係に悩まなくていいという理由でネットビジネスを始めました。
そのビジネスは、情報商材の販売です。今でいうコンテンツビジネス。
自力でWebサイトを立ち上げ、そこそこ売れましたが、こんなビジネスをしていても先がないと思い、そのビジネスを辞めて自分が納得できるビジネスを模索し始めました。
その後、数々のビジネス(主に物販ビジネス=ECサイト)を立ち上げ、運用するも鳴かず飛ばずの日々。
この青年は、その後、田舎に移住し、地場の企業で清掃員をしているそうです。
気づき
この青年は、なぜ、うまくいかなかったのだと思いますか?
成功のヒントは、この青年の行動に隠されています。
1つ目は、自分が納得できるビジネスを模索した点。
ビジネスとは、自分を納得させるためにあるのではなく他人を納得させるためにあります。
2つ目は、数々のビジネスを立ち上げた点。
ビジネスとは、ひとつの作業を徹底的にやることでやっと芽が出るものです。
カンタンに儲かるビジネスなど皆無であり、じっくりと継続するからこそ成功という光が見えてくることをこの青年は理解していません。
見込み客はどこからやってくるのか?
このブログでもご紹介していますが…
どのようなビジネスにおいても成功のポイントは、3つあります。
もちろん、業界・業種によってポイントの内容は異なりますが、確実に3つはあるということです。
実は、その3つの中で1つ以上(つまり、多くの場合、2つ)は同じ要素だったりします。
なんだかわかりますか?
それは…
『営業』です。
営業とは、顧客名簿に電話して訪問することだけではありません。
前述の青年のケースで必要な営業とは、
自ら立ち上げたECサイトを一人でも多くの見込み客に知ってもらうための全ての行動が営業になります。
例えば、
・アメブロを毎日投稿する
・少額でいいのでリスティング広告を出し続ける
・電話で問い合わせ対応をする
・無料掲載ができる場所を探して掲載をしてもらう
・アフィリエイトを導入してリクルーティングし続ける
など、ほとんどが無料か数万円の費用しかかかりませんが、地味に『営業』し続けることが極めて重要です。
営業は、見込み客の数を増やします。
すぐに売上には結びつきませんが、確実に売上の苗になります。
このことを理解せずに目新しいコト=儲かりそうなコトを追っていてはいつまで経っても【売上の基礎】は築かれないままです。
まとめ
多くのスタートアップや成功を夢見ながらも成功できない人のほとんどは、営業の大切さを理解していません。
売るものがあるなら、単純に手を動かせばいいのです。
“何も考えずに営業という作業を機械的にやれ!”
この言葉を理解しているか否かに問わず、成功している人は全て継続しているタスクが必ずあり、そのタスクは直接的か間接的かを問わず見込み客を増やすタスクになっています。
どうかこの言葉を忘れずに、バカになって営業してみてください。
見込み客が水面下で増え続け、ある日を境に売上がしっかりと生まれるようになります。
あなたなら、どのようなタスクを毎日継続して行いたいですか?