儲かる業界リサーチ(1)
決算書から儲かる業界・業種を考察してみた(1)
全国の約25万社の「決算書」からどのようなデータを見てとれるのか?
本日は、自称データサイエンティストが決算書を整理→分析してざっくりとした儲かる業界・業種を洗い出します。
ちなみに、元にしている決算書は、令和4年1月から令和4年12月のものを採用しています。
今が令和5年の8月なので「コロナ禍最終年」の状況を反映したものともいえます。
(年間500万円未満の会社及び100億円以上の会社は除外していています)
スタートアップや新事業開発の際にどのような業界や業種ならチャンスがあるのか?
という視点でご覧ください。
大前提
として、どのような指標で儲かる業界・業種を見つけるか?ですが…
多くの人は、売上とか利益とかで儲かる業界・業種を見つけようとしますが、
この記事では、下記の基準でフィルタリングした上で儲かる業界・業種を洗い出します。
1.従業員数が10名以下
2.昨対比売上が100%以上
2.営業利益が30%以上
3.税引き前当期純利益が2000万円以上
この指標で洗い出した業界・業種は、
少ない従業員数で効率よく成り立つビジネスで代表者の年俸が1000万円を超え、少なくても今後数年はビジネスを継続できる業界・業種
ということです。
スタートアップや新事業開発、M&Aの際に役立つ参入業界・業種の目安としてご利用ください。
調査結果
早速、前述の指標で洗い出した儲かる業界・業種は次の通りです。
・建築リフォーム工事業
・とび工事業
・金属製建具工事業
・防水工事業
・電気配線工事業
・一般管工事業
・給排水・衛生設備工事業
・他に分類されない木製品製造業
・農業用機械器具卸売業
・家庭用電気機械器具卸売業
・計量器・理化学機器・光学機器等卸売業
・ペット・ペット用品小売業
・不動産取引業
・不動産取引業
・不動産賃貸業・管理業
・管理事務を行う本社等(不動産取引業)
・土地売買業
・不動産代理業・仲介業
・管理事務を行う本社等(不動産賃貸業等)
・管理事務を行う本社等(不動産賃貸業等)
・貸事務所業
・その他の不動産賃貸業
・総合リース業
・総合リース業
・産業用機械器具賃貸業(建設機器を除く)
・学術・開発研究機関
・劇団
・機械等修理業(別掲を除く)
・建設・鉱山機械整備業
・情報提供サービス業
・アプリケーション・サービス・プロバイダ
・他の映像・音声情報等制作附帯サービス業
・電気業
・発電所
・金融商品取引業,商品先物取引業
あなたは、この中からどのような業界・業種に参入して売上を上げていきたいですか?