銀投資の可能性について
ファクトベースで銀投資と銀ビジネスのヒントを列挙してみた
現物投資として昨今は、オルタナティブ投資への関心が高まっています。
ワインやウイスキー、時計や絵画など多くの投資対象がありますが…
初期フェーズの暗号資産のようにハイリスク&ハイリターンの現物投資に少なからず興味がある人もいるはずです。
本日は、金ではなく銀投資についてまとめた内容をお送りします。
ファクトベースでの列挙形式になります。
銀投資への可能性について見解を述べる内容ではありません。投資される際は、ご自身の責任と判断のもとに実施をされてください。
銀投資の事実
2023年10月24日時点で銀価格は金価格の1/85です。
銀の動向や特徴についてわかりやすくファクトベースで列挙します。
・2022年の銀市場は、237.7Mオンス(7,393トン)の不足となり歴史上の最高記録である
・多くのセグメントで需要が増加している
・銀の総取引量は、昨対18%増の1,242Mオンス(38,643トン)
・一方、供給は横ばい
・2023年の世界の銀座在庫は、2022年末がピークでピークから430.9Mオンス(13,403トン)減少
(ちなみに銀の地上在庫の定義として、個人投資家が保有する銀貨や銀の延べ棒は含まれません)
・この減少量は、年間の鉱山生産量の半分以上
・この減少は、セグメントのひとつに太陽光発電(PV)用途の継続的な増加によるもの
・エネルギーシフトによる銀の産業需要は確実に増加する
(例えばEVのテスラはハイブリットよりも銀を多く必要としており、1台あたり56g、従来型の太陽光発電パネルの次世代を担うHJT太陽電池は3倍の銀を必要とする)
・銀の価格は、プロの投資家の活動によって大きく左右する
ビジネス的な側面で考えてみる
・インドは、銀製品のリサイクルが得意という事実
↓
タイで安く銀製品や宝飾品を作ってインドへ輸出
→インドはシルバージュエリーが人気で小売店の大量仕入れ数量が昨対ベースに2倍像
→インドは、宝飾と投資の分野で銀が大きな役割を担っている
→インドでは、銀は「小金持ち」の投資手段。中間層が増えれば必然的に銀への投資が上向く
さて、あなたはこの事実をどのように応用して投資やビジネスを成功に導きたいですか?