企業して成功するためのトリセツ
スモールスターターこそが成功への近道であることを考察してみた
ビジネスにおける「成功」の定義を「上場」とした場合の成功確率が何%がご存じですか?
実に、0.1%です。
この数値のもとになっているデータは次の通りです。
2023年10月時点で日本の企業数は、368万社に対して上場している企業数は、3914社。
0.1%の成功率がどのくらい難しいかというと…
突然ですが、あなたの偏差値はどのくらいですか?
身近な人で偏差値76の人を見つけるのはなかなか難しいと思いますが、
0.1%の成功率というのは、全体の0.47%しかいない人が最難関とされている東大理科三類に合格するよりも難しい数値です。
ほとんどの人は、地元の友人の誰かが上場企業の社長をやっている!なんて風の噂でも聞かないはずです。
そのぐらい難しいのが上場という「成功」の姿です。
一方、成功の定義を少し下げて、
株主のためではなく自分と身の回りの幾人かだけでも幸せにしてあげられる程度の自由意志がきく満足感が高い会社を経営する
を成功の定義にした場合、その成功率は何%だと思いますか?
実に、35%です。
100人の社長さんがいた場合、6.5人が赤字会社の社長であり、3.5人が黒字会社の社長ということです。
しかも、先祖代々から経営基盤を継承している老舗企業もこの中に含まれていることから、実際に起業して前述の定義した成功を達成する確率は、10年生存率は約25%程度です。
つまり、起業して一定の成功をおさめられてる人は、
10人に2.5人しかいないということです。
あなたは、起業を志す人の中で10人中、確実に2番以内に入れる自信はありますか?
成功の定義に関わらずビジネスで生計を立てることはとても難しいゲームであることに違いはありません。
本日は、どうしてもビジネスで成功したい若きスタート起業家のために、”普通の人”がビジネスで成功した奇跡を辿ることでその”エッセンス”を感じてもらうための記事です。
アメリカの大学生の話
とある海外の学生が日本へ旅行へ。
友人が日本で使われている二日酔い防止のサプリメントを進めてきたので飲んでみると、次の日に今まで悩まされていた二日酔いがないことに感動。
帰国後、二日酔いにならない理由を調べるために論文や特許を漁る。
自国の第一人者に連絡をとって主要成分を突き止める。
実際にサンプルを無料で提供してくれる製造会社を見つける。
面白い商品を紹介しているメディアに無料投稿。
その投稿に火が付き大ブレイク。
その後、SNSへ飛び火して、自らも有料広告、メールマーケティング、PR活動、サンプル配布、各種提携、Amazon販売を進めて大きく会社は成功をおさめました。
成功のポイント
あなたにも同じようなことを再現できるはずです。
海外旅行にいって日本では売られていないものを試してみて…感動することがあれば、帰国後、それを製造してくれる会社を見つけてみてください。
その中から無料で100個程度サンプルを作成してくれる会社を見つけてください。
それを無料で宣伝できるメディアで投稿します。
アメリカの場合は、このような便利なサイトがありますが→https://www.producthunt.com/
日本では残念ながらありません。似たようなメディアを是非探してみてください。
ちなみに、アメリカで面白い商品を投稿できる前述のメディアは、日本でやれば必ずヒットするメディアになるはずです。
メディア開発が得意な企業様は是非、チャレンジしてみてください。
ちなみにこの学生は、自分が作った商品が売れる!と確信するために1円もお金をかけていません。
つまり、売れるとわかったものを売れば確実に儲かることを証明しているということです。
まとめ
自分には、「お金もコネも知識もない」という前にどうか小さな金脈を見過ごさずにお金をかけずに自分の見つけたアイディアがお金になるのか?を自分の手で確かめてみてください。
前述の通り、ちょっとしたきっかけで売れそうな商品アイディアと出会い、調べて、無料でサンプルを作り、サンプル配布して売れるかどうか確かめる。
お金なんて必要ありません。売れると分かれば、誰かしらはお金を用意してくれるものです。すべて好奇心や探求心に対して心を閉ざさずに行動することです。
今、成功している企業はすべてこれと同じ道を辿っています。
必要なものはすべて今のあなたはもっています。
あなたならどのようなスモールスタートアップをして成功したいですか?