営業&集客の極意
情報伝播のハブにリーチして自社プロダクトを広める極意について解説してみた
スタートアップだろうが、新規事業だろうが商品やサービスを「売る力=営業力」があれば必ず売上は上がります。
赤字企業のほとんどは、社長や会社の「営業力≒集客力」が低いため、売上を上げることができずに資金ショートの危機にさらされ続けます。
本日は、「売ること=営業すること」の重要性とそのコツについて解説します。
営業とは
顧客ができないこと、できそうにもないことをこの商品があればできそうだ!
と気づかせるのが、営業の本質的な役割です。
営業とは言うものの、売ろう!とは思わずに、気づかせてあげる!という感覚でコンテンツを構成すると自然と売れていくものです。
コンテンツとは、営業トークのスクリプトやLP、動画など顧客とのコンタクトポイントで使われる媒体すべてです。
“気づき”だけ与える重要性は…
1~10までを盛り込んだコンテンツを完全な形で提供したいある意味での”完全主義者”になると商品は逆に売れなくなります。
顧客に気づかせるだけで、顧客が勝手に考えて必要性を自ら探し始めます。
顧客自らが答えを出すプロセスが最も成約率が高い購買行動フローの流れです。
つまり、顧客は企業から売り込まれたくはありません。あくまで、自らが意思決定をしたい!と潜在的に思っている生き物のため、
気づきを与えるだけで、あとは顧客自身に選ばせ、決めてもらえばいいのです。
アンバサダーマーケティング
最近では、アフィリエイト・マーケティングへの懸念が増してきており、新しく「アンバサダー・マーケティング」という言葉がよく使われるようになりつつあります。
アンバサダーとは、企業の商品を好きで愛用している顧客をPRに使うマーケティング手法です。
アフィリエイト・マーケティングと属性は同じですが、唯一異なる点は、企業からの働きかけで商品PRを有償で依頼する訳ではなく、顧客自らの意思で商品をPRしてくれる「利害関係のない顧客」を見つけ、企業としてPR大使のような形で金銭の授受がない関係性を保ちながら新商品の無料提供をしながら商品のPRを展開する相互扶助的な関係性マーケティングです。
実際には、
・現物支給(無料で新商品を支給)
・なんらかのキックバック(紹介手数料)や販売協力による見返り(販売フィー)
が発生するため、報酬形態としてはアフィリエイト・マーケティングと実質的に変わりません。
但し、顧客自身が自分がこの商品が好きで自分の意思で紹介している!
といった自発的な行動の証明を裏付ける巧みなマーケティング手法ともいえます。
前述の通り、顧客は自らの意思で行動をしたい!といった潜在的な欲求があり、その心理を上手に利用した疑似的なアフィリエイト・マーケティングともいえるかもしれません。
集客の実際
結局、リストをもっているハブ的なインフルエンサーにDMをしてみてください。
最初からリストホルダーや影響力のあるインフルエンサーと繋がり、自社商品を紹介してくれるようなことはありませんが、根気強く続けてみてください。
このような影響力のあるハブに対しても前述の通り気づきを与えて、必要性を自ら探し始めてもらえるようなアプローチをすればいいのです。
このような作業は、本当に数が勝負です。
とにかく、場数を踏んでPDCAを回していき、『気づきを与えて、必要性を自ら探し始めてもらえるような最適なアプローチ』を作り上げていってください。
集客も商売も…何でも継続した勉強と改善と検証の繰り返しが成否の分かれ道です。
あなたは、どのような方法で自社商品や自社サービスを世に広めたいですか?