自分にあったビジネスを見つける方法
「適したマーケット×強み」を見つけてマネタイズする方法を考察してみた
起業や第二創業期で新しいビジネスを立ち上げる際にどのようなことに注意すればいいでしょうか?
『成功はアート』という言葉を耳にしたことがある方もいると思いますが、
成功のプロセスは、本当に人それぞれです。
成功には、再現性なんてありません。だからこそ多くの書籍やセミナーが存在し、成立し続けます。
ただし、『失敗には、法則があり、失敗を避けることが成功に近づく唯一の道である』
という文脈には、ビジネスにおける成功のエッセンスがたっぷり詰まっています。
本日は、ビジネスにおける成功や失敗のエッセンスを散りばめた記事をお贈りします。
失敗の温床
社会人経験がある程度あり、経験や知識や知恵が若年層の起業家よりも豊富な中年層の企業家の中には、
・情熱を傾けることができるテーマ(分野)がすでに決まっている
・そのテーマ(分野)で成功するための経験、知識、知恵、人脈は十分に揃っている
といった状況で満を持して新しいビジネスを始めるフェーズに差し掛かっている人もいるはずです。
こういう人に限って起業後に成功することはありません。
これを見ているあなたは、当てはまっていますか?
ビジネスで成功する条件は複数ありますが、絶対に外してはいけない条件があります。
それは、あなたの能力やスキル、経験、知識、知恵、人脈…などではありません。
参入するテーマ(分野)です。
成功の分かれ目
起業後の生存率は、6.5%と言われています。
100人起業したら、10年後も社長で居続けられる人は、たったの6人しかいないということです。
起業してお金を稼ぐという選択は、ある種のギャンブルですが、そんな中、自分が好きなことで起業しよう!
といった風潮が蔓延しているのも重なり、起業して苦しむ人が増えています。
ちなみに自分が好きなことで起業して成功している人は、ざっくり起業家の20%ほどしかいないそうです。
つまり、何よりもまずは成功すること!
を目的とした場合、『勝てるマーケット=テーマ・分野』に参入することが成功の秘訣です。
勝てるマーケットに参入できれば、成功確率は、80%以上です。
つまり、マーケット選定がビジネスの成功を左右する最大の因子だということです。
成功の要素は2つだけ
勝てるマーケットとは、
1.顧客が欲しい!と思っているのに、それがまだ提供されていないマーケットのことです。
そして、もうひとつ重要なのが…
2.そのマーケットで自分の強みが生かせるかどうか?です。
つまり、自分の強みだけでマーケットを選んではいけない一方、「1.」のように空白マーケットだけ選んでもいけません。
上記の通り2つの要素を満たすマーケットを選定することが極めて重要であり、マネタイズはこの初期フェーズの決定にかかっています。
では、この2つを満たす”あなたにふさわしいビジネス”を見つけるには、どうしたほうがいいでしょうか?
勝てるマーケットの選び方
よくブルーオーシャンという言葉を耳にすることが多いと思いますが、
勝てるマーケットは、需要が多いレッドオーシャンです。
なぜなら、需要が多いということは、それだけ様々な趣味嗜好の顧客が見込み客として存在していることを担保しているからです。
Googleのキーワードプランナーで需要が多いキーワードを見つけてみてください。
そのキーワードは、ニーズの代替です。
ここでとっておきの方法を伝授します。
まず、キーワードプランナーでBIGキーワードを入力します。
【月間検索ボリュームが30,000回、推奨入札単価が100円以下】
の場合、その「キーワード=ニーズ」があるマーケットは、勝てる市場です。
つまり、ニーズがあるのに需要を満たしきれていない市場と認定することができます。
推奨入札単価が100円以下であれば、すなわち競争が激しくないことを意味しています。
自分の強みを見つける方法
上記の手順で勝てるマーケットを見つけられた場合、次に(最後に)に把握しておかなければいけないことは、
それを自分ができるのか?
ということです。つまり、自分の強みが発揮できるのか?を判定しなければいけません。
その方法は…
・前職は何をやっていましたか?
・趣味は何ですか?
・新しい手法を開発するために試行錯誤していることはありますか?
・それは楽しいですか?または、没頭できることですか?
・誰かとタッグを組めば顧客の役に立てる商品やサービスが生み出せるかもしれない。それはどんなことですか?
・顧客が気づいていない”ナニカ”を見出すことが得意ではないですか?
・顧客にとって最適な解(=答え)を提示できることは何ですか?
・顧客が面倒くさいことでもあなたにとっては面倒と感じないことは何ですか?
・
この質問を自分に投げかけてみてください。
必ず、1~2個は見つけることができるはずです。
『成功はアート』という言葉をあなたが再現するなら、
まずは、あなたの強みの棚卸をしてみてください。
その上でもし、多少の余剰資金があるなら、MA情報やサイト売買情報を除いてみてください。
資金があまり用意できない場合は、少額でGoogle広告へ出稿したりアメブロに投稿したりしながらあなたにお金を払ってくれる人がいるかどうかを真っ先に確かめてみてください。
あなたは、どのようなアプローチであなたにふさわしいビジネスを見つけて売上を上げてみたいですか?