一気に売上を上げ、一気にお金持ちになるには
市場とヒトの性を利用して新しいビジネスを作る視点について考察してみた
「情報は必ずコモディティー化する」という言葉がありますが、なにも情報に限らず技術もコモディティー化する運命にあります。
例えば、電気自動車ではテスラの
・自動運転技術
・UX(ユーザーエクスペリエンス)のデータを蓄積・分析する仕組み=DX(デジタルトランスフォーメーション)
が他のメーカーよりも先進的ですが、数年後にはどのメーカーにも同じような技術進歩が進みます。
このように”どれも変わらない”状況になることをコモディティー化と呼びます。つまり、差別化が必要な状況になるとも言い換えられます。
どのようなビジネスも差別化されているからこそ、選ばれます。
故に、多くの事業者は自社のビジネスをどうにか差別化しようと試みますが…
中小零細企業のリソースやアセットでは、なかなか差別化するに至りません。
本日は、差別化するためのヒントをお届けします。
経営者にとっては自社ビジネスの差別化、投資家にとっては差別化できる企業(銘柄)の選定に役立つ内容です。
バリューチェーンの一角を担う
バリューチェーンとは、企業が売上を作るための工程において、どの活動が重要であり、どの活動に問題があるかを明確にするプロセスです。
例えば、私は昔からPanasonicの製品が好きなんですが…
Panasonicでは、「開発⇒生産⇒販売」とメーカーが一気通貫でVC(バリューチェーン)を担ってきました。
販売、パナショップを全国に配置して多くの人は、この販売店からPanasonic製品を購入していました。
ところが現在は、こうした販売店の代わりに量販店が生まれました。ビックカメラやヤマダ電機、ヨドバシカメラなどです。
これらの量販店では、Panasonicだけではなく各メーカーの商品が並べられるため、価格や仕様、使い勝手などをその場で比較することが可能になります。
つまり、従来型のVC(バリューチェーン)の「販売」の活動が変化してしまったことで、コモディティー化を早めるきっかけになったということです。
このようにVC(バリューチェーン)を破壊する外部参入者のことを
デコンストラクション(又はドコンストラクター)
と呼びます。
デコンストラクション
デコンストラクションには、4つのパターンがあります。
1.レイヤーマスター(ニッチ分野に特化)
→この部品がないと最終製品が作れない!
2.パーソナル・エージェント(購入代理人)
→もうAmazonがないと商売が成り立たない!
3.オーケストレータ
→ファブレス企業(製造工場をもたない)で研究開発とマーケティングを自社で内製化!
4.マーケットメーカー
→マッチングインフラなど一分野に特化!もうGoogleやマッチングサイトがないと生活が楽しくない!
まとめ
人には、必ず目的があります。
企業にも目的があります。企業においてはお金(売上)であることが大半ですが、個人においてもお金と”ナニカ”です。
このニーズに対してデコンストラクションと成り得るビジネスを探してみてください。
それこそが、破壊的なイノベーションとなります。
自社でできそうになければ、他社を探します。他社を探してタイアップするか、上場していれば株式投資をしましょう!
一気に売上を上げ、一気にお金持ちになるには…
もぅ、これなしでは生活が成り立たないと思える”ナニカ”を作ることです。
小さく始めるなら…お金の不安や心配をサポートするビジネスです。
投資関連ビジネスは、リターンを扱ってはいけません。安心を扱う必要があります。
この記事(いつの時代も存在するリテラシーの低い者たち)でも触れましたが、
1.ツールを開発
2.YouTubeで宣伝してもらう
3.セミナー講師に依頼してリアルセミナーを開催する
といった流れでスモールビジネスで財を築けるチャンスが今の日本にはあります。
なぜなら、政府主導で投資熱が国民の隅々まで行きわたっている状況だからです。
同時に今後は益々、投資詐欺が増えていきます。投資詐欺に合った人をサポートするビジネスもいいかもしれません。「ツルハシ」ビジネスです。
あなたなら、どのような資産運用の方法でツールを作成して販売してみたいですか?
投資は出会い系サイトと同じ性格をもっています。既存のものに飽き飽きする。だからこそ新しいものを市場は欲しています。
“手を変え、品を変え”が成り立つのは、人の性だからです。