株式銘柄選定スキルを養う

株式銘柄選定スキルを養う

ある基準を参考に”気づき”から独自の投資基準を生み出す方法を考察してみた

下記は、2024年3月20日時点の上場予定情報です。

この記事(企業の成長エンジンは●●にあり)で触れた株式銘柄の選定方法で近日上場を予定している銘柄を眺めてみてください。

なにかに気づくはずです。

本日は、考察と合わせて気づきを与え、自分なりの株式銘柄選定スキルを養う内容となっています。

はじめに

株式銘柄の選定基準は、次の通りでした。

・時代に即したビジネスモデルか?
→ビジネスモデルと聞いて怖気づく必要はありません。10年前のドン・キホーテやセリア(100均)などデフレ時代に誰もが安く買える場所を作ったのがこの2つの企業です。

・メチャクチャ売れるのか?(≒グローバル展開しているか?)つまり、誰もが安く買えるように努めているか?
→当たり前ですが、たくさん売れるから企業が儲かり、株価が上がります。

・農業・水産分野のサプライチューン(製品の原材料・部品の調達から販売に至るまでの一連の流れ)の管理者であるか?

・自社の強みを認識した上で自社のバリューチェーン(価値連鎖)を推進している

・最終的に、自分がこの企業を応援しようと思えるか?

まずは、この基準に従って次に挙げる上場予定情報を眺めてみてください。

近日上場を予定している銘柄

株式会社Will Smart
モビリティ業界を中心とした事業課題解決に対して DX 技術を駆使したソリューションの企画・提案、ソフトウェアの受託開発及び運用支援
https://willsmart.co.jp/
上場日:2024年04月16日(火)

株式会社イタミアート
BtoB 向け EC サイト「キングシリーズ」等を通じたオリジナル大型セールスプロモーション商材の企画・制作・販売
https://www.itamiarts.co.jp/
上場日:2024年04月8日(月)

グリーンモンスター株式会社
体験型投資学習支援事業
https://greenmonster.co.jp/
上場日:2024年03月29日(金)

株式会社カウリス
法人向けクラウド型不正アクセス検知サービスの提供等
https://caulis.jp/
上場日:2024年03月28日(木)

株式会社情報戦略テクノロジー
大手企業向けDX内製支援サービス等
https://www.is-tech.co.jp/
上場日:2024年03月28日(木)

株式会社シンカ
コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」の開発、販売及びその他関連する業務
https://www.thinca.co.jp/
上場日2024年03月27日(水)

株式会社ダイブ
リゾートバイトに特化した人材派遣・人材紹介事業、宿泊施設運営事業、情報システム事業
https://dive.design/
上場日:2024年03月27日(水)

株式会社L is B
フィールドワーカー向けビジネスチャット「direct」を中心とした現場DX サービスの開発・提供
https://l-is-b.com/ja/
上場日2024年03月26日(火)

株式会社ソラコム
IoT プラットフォーム「SORACOM」の開発・提供
https://soracom.com/ja-jp/
上場日:2024年03月26日(火)

イシン株式会社
企業の自治体向けマーケティング支援事業、日系大手企業のグローバルオープンイノベーション支援事業、成長企業のブランディング及び採用支援事業
https://ishin1853.co.jp/
上場日:2024年03月25日(月)

株式会社ジンジブ
高卒就職採用支援サービス及び人財育成サービス
https://jinjib.co.jp/
上場日:2024年03月22日(金)

株式会社トライアルホールディングス
小売、物流、金融・決済、リテールテックなど、各事業を中心とした企業グループの企画・管理・運営(純粋持株会社)
https://trial-holdings.inc/
上場日:2024年03月21日(木)

株式会社STG
マグネシウム及びアルミニウムダイカスト製品の製造・販売
https://www.stgroup.jp/
上場日:2024年03月21日(木)

株式銘柄選定スキルを養う

あなたにとって他人である私の銘柄選定の基準で近日上場を予定している銘柄を照らし合わせた結果、あたなの中で何かに気づくことはありませんでしたか?

AIやDXと聞くと確かに今風で時代に求められたサービスかもしれないと思いがちです。

一方、印刷やマーケティング支援、業務管理ツールを収益の柱とするB2B企業やアプリ利用料金を収益の柱とするB2C企業などは昔からあるごくごくありふれたサービスだったりします。

もちろん、いずれも世相を反映したビジネスであることは言うまでもなく、確実に社会問題への解決を収益の源泉にしています。

しかし、なぜか釈然としないはずです。それは…

イノベーティブではないからです。

あなたにとって、これはイノベーションだ!と思うことは何ですか?

ビジネス市場、つまり株式市場におけるイノベーションは、

結果的に数年後に多くの人が利用しているもの

です。

つまり、株式銘柄選定でそれをイメージできるか否かが重要だということです。

上記の企業の中であれば次の企業です。

株式会社トライアルホールディングス
小売、物流、金融・決済、リテールテックなど、各事業を中心とした企業グループの企画・管理・運営(純粋持株会社)
https://trial-holdings.inc/
上場日:2024年03月21日(木)

流通小売事業者の株価は、現在の株式市場で4000円弱の3000円代で推移する傾向にあります。

つまり、最終的に何倍に株価が化けるかは、上場後にいくらで買うか?が最大のポイントです。

あなたにとって銘柄を選定する時に何を基準に企業の可能性を見ますか?

株式投資とは、企業の可能性に対してBETすることです。

BETとは、賭けてもいいくらい確信があるよ!という意味です。この意味を正しく理解し、その企業と心中できるなら是非、投資してみてください。

コメントは受け付けていません。