これからの時代に成功するビジネスの条件
時代の流れと顧客の本音を探れば儲かるビジネスが生まれる事実について解説してみた
世の中には、儲かっている会社と儲かっていない会社があります。
同じ業界なのに…斜陽産業でも成長産業でも必ず会社経営というのは、勝者と敗者に分かれるものです。
本日は、儲かっている会社が実践している儲けの”エッセンス”について解説していきます。
これから儲かるビジネス
儲かっている会社というのは、必ずその時代にマッチしたニーズを取り入れているものです。
特別、産業自体が時代にマッチしていなければいけないという訳ではありません。
今の時代、人々が求めているものは何だと思いますか?
それは…
便利さを追求できるナニカ
です。
デフレ時代では、「コスパ」という言葉が世の中を席巻していましたが、失われた30年が終わりを告げようとしているインフレ時代の入口である今は、「タイパ」という言葉が少しずつ囁かれるようになってきています。
富裕層も準富裕層も…大衆も皆、時間がなく、タイムパフォーマンスが得られるサービスに多くのお金を払っています。
AmazonやUber Eatsはその典型でしょう。
今の先進国では、何でも揃う時代であり、これからの時代は、その中からより確実に自分の思い通りのモノを選択しタイパを得られる一連の消費プロセスに多くの人が関心をよせ、お金を払う時代です。
今の時代にマッチしたビジネスが一番儲かり、『便利さを追及した商品やサービス』をどのように自社商品やサービスに組み込みか?
という発想が儲けるための最短距離です。
これから儲かるビジネスモデル
これから儲かるビジネスのポイントは、便利さ。
では、これから儲かるビジネスモデルは、何だと思いますか?
一例を挙げます。
コーヒーで有名なドトールとコメダ珈琲を比較するとビジネスモデルに大きな違いがあります。
ドトールのFC比率は80%程度ですが、コメダ珈琲は90%を大きく超えています。
これは、”全てを内製化しない”という根本的な経営哲学の違いであり、販管費(原価以外の人件費など全ての経費)に大きな違いが生まれてきます。
経費は、売上が安定している時は問題になりません。
しかし、売上が下がった時は、固定費、つまり販管費が低いほうが圧倒的に有利なのが経営の原理原則です。
要は、これから起業する人や新しいビジネスを立ち上げる時に意識しなければいけないことは…
1.あなたが提供する商品やサービスを一度でも使ってしまったらもう手放せないほど便利なナニカ
2.それを提供するにあたって代行(業務委託や提携等々)を上手に活用して固定費を抑える
この2つがこれからの時代に成功するビジネスの条件です。
まとめ
どのようなビジネスでも、今、あなたに求められているニーズを正しく認識することが重要です。
自分に求められていることがきっと今、成り立っているビジネスであり、それをもっともっと便利にしてみてください。
商品やサービスを便利に磨いていく過程で固定費をなるべく上げずに代行サービスなどを活用しながらチャレンジしてみてください。
そうすれば、必ず既存顧客をはじめ新規顧客にも刺さる商品やサービスが出来上がるはずです。
商売とは、顧客に提供する商品やサービスを時代にマッチさせ、顧客ニーズに沿う形で変化させる作業です。
あなたなら、どのような発想で既存顧客や見込み客の”便利さ”に貢献したいですか?
これなら貢献できる!と思ったものなら、きっと新しい売上を運んできてくれるはずです。