株式投資の極意
儲かる株式銘柄選定と運用方法について解説してみた
株式投資をしている方にとっての関心事は、主に2つのはずです。
1つ目は、どんな銘柄を買えばいいのか?
2つ目は、いつその銘柄を買えばいいのか?
3つ目を付け加えるなら…銘柄を購入後、どのような方針で運用していけばいいのか?(放置でいいのか?)
この3つを知ることができれば、おそらく誰でも株式投資で利益を出せるはずです。
本日は、これまで当ブログでも触れてきた株式投資の内容を総まとめするような記事です。
どんな銘柄を買えばいいのか?
まずは、どんな銘柄を買えばいいのかについては、過去の記事で触れた通りです。
下記はPER10が倍以下(≦10×)の銘柄です。(※株価は、2024年3月23年現在)
8410:(株)セブン銀行 303円
金融機関からのATM手数料が柱。セブン‐イレブン店舗中心にATM設置。海外展開も
https://www.sevenbank.co.jp/personal/netbank/collekabu/trading.html
インドネシア、フィリピンにもATMを展開しており新興国での利用増加がカギ。
2372:(株)アイロムグループ 1927円
SMO(医療機関向け治験支援)主力。国内外でCRO(医薬品開発受託)。iPS関連も事業化
https://www.iromgroup.co.jp/
iPS細胞作製キットを販売しながら、遺伝子治療製剤などの研究開発に努める企業。2027年にリリース予定のインド製薬大手企業との協業開発製品に期待。
2060:フィード・ワン(株) 1022円
持株会社が協同飼料と日本配合飼料を15年に吸収。全農に次ぐ業界2位。食品、海外にも注力
https://www.feed-one.co.jp/
インドにおける水産養殖の生産を推進。水産加工リソースのないインドに対して自社のバリューチェーン(価値連鎖)をいかんなく発揮する企業。
中国・インド・東南アジア・アフリカに現地工場をもっていて人々が安く買えるよう努める企業は今後、世界の食を救う救世主です。
4528:小野薬品工業(株) 2524円
医療用医薬品専業の中堅。自社開発品多い。先駆的がん免疫阻害剤「オプジーボ」が成長牽引
https://www.ono-pharma.com/ja
未充足の医療ニーズに対して自社創薬を開発する製薬メーカー。
ハイテク産業を追加するなら次の銘柄です。(※株価は、2024年4月10年現在)
6329:(株ハーモニック・ドライブ・システムズ 4085円
https://www.hds.co.jp/
ロボット分野において関節の役割を果たす核心部品は、日本企業のハーモニック・ドライブ・システムズが事実上独占しています。
これらでポートフォリオを組んで投資してみませんか?
いつ銘柄を買えばいいのか?
購入時期については、以前のブログ記事でも触れましたが、2025~2027年にイベントがあり、一度株式市場が暴落します。
その際に選定済みの銘柄を購入してみてください。
どのような方針で運用すればいいのか?
最後に、そもそも、
1.どのような視点で銘柄を選べばいいのか?
2.どのような方針で運用をすればいいのか?
について触れていきます。
まず、前述の通り銘柄をピックアップしましたが、ご自身で選びたい場合は、次の要件を満たす銘柄を選んでみてください。安く買うことができればほぼ確実に値上がりが期待できます。
①時代に即したビジネスモデルか?
→ビジネスモデルと聞いて怖気づく必要はありません。10年前のドン・キホーテやセリア(100均)などデフレ時代に誰もが安く買える場所を作ったのがこの2つの企業です。
②メチャクチャ売れるのか?(≒グローバル展開しているか?)つまり、誰もが安く買えるように努めているか企業か?
→当たり前ですが、たくさん売れるから企業が儲かり、株価が上がります。安いというのは商いにおける最大の武器です。
③農業・水産分野のサプライチューン(製品の原材料・部品の調達から販売に至るまでの一連の流れ)の管理者であるか?
④自社の強みを認識した上で自社のバリューチェーン(価値連鎖)を推進している企業か?
⑤結果的に数年後に多くの人が利用しているとイメージできるか?
⑥デコンストラクションであるか?例えば、次の4つに当てはまる企業か?
1.レイヤーマスター(ニッチ分野に特化)
→例)この部品がないと最終製品が作れない!
2.パーソナル・エージェント(購入代理人)
→例)もうAmazonがないと商売が成り立たない!
3.オーケストレータ
→例)ファブレス企業(製造工場をもたない)で研究開発とマーケティングを自社で内製化!
4.マーケットメーカー
→例)マッチングインフラなど一分野に特化!もうGoogleやマッチングサイトがないと生活が楽しくない!
これらの条件で選定した銘柄を購入後は、次のように運用します。
長期投資(バイ&ホールド)です。
バイ&ホールド運用とは…
→1株も売らない(リターンを押し下げる要因は、売買手数料と税金です)
→ポートフォリオも更新しない
→毎月、同じ株(ポートフォリオ)を買う(株価が安い時は多めに買う)※つまり買い増しをする=『株式累積投資(るいとう)』 ※購入時の手数料は、0.033%(10万円の取引なら手数料はわずか税込33円)
→配当利回りを複利する
→スピンオフ等で分配された株式もすべてもつ
あなたは、どのような指針で銘柄を選び、いつ購入し、いつ売ることで利益を得たいですか?