レッドオーシャンの中のブルーオーシャン
先行者利益を獲得するための事例を解説してみた
世界の人口は、2055年に100億人を超えるといわれており、
食料不足が起きると懸念されています。
そこで注目されているのが「フードテック」
フードテックとは、Food×Technologyの造語で流通や開発、調理方法に至るまで食に関わるあらゆる分野においてITを導入して新たな価値を作り出す取り組み
ですが、この言葉には、
・食の多様性
・食の安全性
など、食に対する消費者の多種多様なニーズに応答する全てのビジネス
が「フードテック」という言葉に内在しています。
フードテックの世界規模は、2020年で24兆円ですが、2050年にはなんと279兆円に膨れ上がります。
今から25年後のあなたの食卓には、どのような次世代食品が並んでるか想像できますか?
代替肉かもしれないし、昆虫食かもしれません。
そのどれかひとつに絡むビジネスができたら…
きっとあなたは大金持ちになっていることでしょう。
ちなみに代替肉の世界市場希望は、2030年で約11兆円、昆虫食は8000億円まで成長すると予測されています。
本日は、次世代食品について語ります。
レッドオーシャンの中のブルーオーシャン
この記事(具体的なマネタイズの方法)で触れた通り商いにおいて重要なことは、
①参入する分野を間違えないこと(レッドオーシャンの中のブルーオーシャンに参入する。ブルーオーシャンの見つけ方は、利用者の性を追っていくと見つかります!)
②参入する分野の専門家になること(誰よりも詳しくなるつもりで勉強してください!)
③変化を恐れないこと(行動していれば、きっかけは必ず向こうからやってきます!果敢に挑戦してください!)
です。
上記を参考にフードテック市場の中の次世代食品ジャンルへの参入を考えた時に、
先行する代替肉や昆虫食への新規参入もまだまだ黎明期ではありますが、いわゆる”本流”からズラした妙技と思える商品ジャンルはないのでしょうか?
あります!
そのひとつが完全食です。
冒頭で触れた通り、フードテック市場には食の多様性や安全性の要素も内在しています。
・女性の社会進出
・インフレによる消費の落ち込み
・医療費高騰による予防医学の浸透(これについては今後進んでいくと思われること)
などで食に対する興味関心はこれまで以上に深まっていくはずです。
完全食は、すでに単身の働き盛り世代で支持されており、これを応用して
・一般的な完全食
・フェムテック向け完全食
・中年向け完全食
・シニア向け完全食
・介護向け完全食
といった世代別の商品展開で派生させていくことが可能です。
まとめ
どの時代も普遍的な要素があります。それは人の性であり、欲求です。
人の欲求は、お金、異性、健康の3つです。
右肩上がりの市場を見つけた時は、それがいずれレッドオーシャンになります。
つまり、その中から人の性を起点にブルーオーシャンを発見します。
そこへ黎明期から参入することができれば、事業は先行者利益を獲得し大きく成長していきます。
あなたは、どのようなレッドオーシャンの中のブルーオーシャンを見つけてみたいですか?