経営者の品格
儲かる組織の社長の品格の作り方について解説してみた
人手不足と言われて久しい日本ですが、労働人口がどのくらい減っているのかご存じですか?
直近20年間でなんと1250万人も減ったという統計があります。
労働人口比率に換算すると14%減です。
2030年には19.5%減になる見込みです。
(ちなみにインドは、59.9%増になる見込みです。)
本日は、人手不足を補い、少人数で儲かる組織を構築するためのTo DOについて解説します。
一代で成功する(ミリオネア)社長の特徴
最少人数で確実に儲けるためのビジネスの条件は、
1.成功のカギは、売れる高額商品やグローバルに儲ける投資とビジネスを参考に高級サービス(=単価の高い商品)を扱う
2.一度、取り扱う商品を決めたらとにかく地道に商品力を磨く
3.自分と気が合う人材を招き入れ協業してビジネスを拡大
の3つです。
一代で企業してある程度の成功を収めた社長は、「1」と「2」を必ずクリアしているものです。
さらに事業をブーストして組織をスケールアップさせるためには、「3」が不可欠です。
一代で大成功する(ビリオネア)社長の特徴
組織規模は小さいながら売上規模や利益規模が大きい会社をコンパクトに経営したいという願望を持っている経営者は多いはずです。
そうした願望を成就させるためには、優れた「右腕」の存在と「数人の部下」が必要不可欠です。
社長として次項の全てに該当しない素晴らしい人間であれば、優秀な人材はあなたの元に残り会社の成長のエンジンになってくれる確率が高まります。
是非、一度チェックしてみてください。
1.会社の進む方向性を語らない
→従業員は、会社がめざす方向や方針を知った上で自分が会社に貢献できるか否か、給与を上げることができるか否かについて大きな関心があります。故に、社長が従業員に会社が進む道を示さなければいけません。
2.仕事を任せた後はほったらかし
→従業員は、なぜこの仕事を自分が任されたのか?自分がその仕事を行うことで空いたリソースがどう使われるのか?について大きな関心があります。故に、社長は仕事の意味と従業員の役割について語らなければいけません。
3.プロセスを見ない
→失敗した業務に対してプロセスを見ない。これはほとんどの社長が該当するはずです。逆にプロセスを評価する社長は超優秀です。
4.成果がわかりやすい仕事以外(定型業務)を評価しない
→ルーティンワークの業務に対してその存在価値を見ない。これはほとんどの社長が該当するはずです。逆に定型業務を評価する社長は超優秀です。
5.従業員の愚痴を言う
→問題外。自然と本人に伝わるものです。
6.成功体験をベースに意思決定する
→人には得手不得手があることを理解していれば、従業員を批判したりするどころか従業員の魅力や才覚に目が向くはずです。このような社長は超優秀です。
7.感謝の気持ちがない
→従業員にとって社長から”ありがとう”と感謝の言葉があることは従業員の自己顕示欲が高まり結果的に自己承認欲求も高まることに繋がります。良い仕事をするには大前提で良好な人間関係は必須です。
まとめ
私の古くからの友人に家族経営で土木企業をしている社長は…
二代目ということも大きく関係していると思いますが、
・会社の方向性や目標などは一切語らない
・自身の成功体験はないものの、”こうあるべきだ”が強すぎるがあまり、”それ”に則さなければ従業員の愚痴をネタにする
・ありがとうを言わない(社長は言うが副社長は言わない)
といった感じで派遣労働者から評判が悪い同族企業です。
夢を語らず、人の愚痴を言い、感謝の言葉もない…
それでは、人にモテないのは言うまでもありません。
社長は、従業員のご機嫌を取る必要はありませんが、結果的に大きな売上や利益を得ている社長は従業員から支持されているものです。
是非、前述の7つに渡る一代で大成功する(ビリオネア)社長の特徴を全て満たせる社長を目指してみてください。あるいは、そのような社長を探して共生していってください。
仕事は一生続けるタスクです。最も尊い社長になるかその社長と一緒に働くの二択だけで人生を豊かに生きる唯一の労働人生です。
あなたは、この内容を見て何を改め、どのように行動していきますか?