リーマンショックの再来
不況時のお金の稼ぎ方のヒントを解説してみた
以前、この記事(CDSで一攫千金)で1兆円を儲けた男の話をご紹介しました。
リーマンショックで儲けた男の話です。
もし、今、この男と同じように儲けることができるとしたら…
あなたはどう思いますか?
本日は、アメリカでリーマンショックの再来が近づいている事実を速報でお伝えします。
経済イベントで儲ける因子
そもそも、なぜ、リーマンショックが起きて儲けることができたのか?それは…
住宅ローンの審査がユルユルで結果的に返済できなくなってしまう人が大勢出てしまったからです。
この住宅ローンを債権化した資産担保証券=CDO
が紙くず同然の価値になり、このCDOがデフォルトすることに賭けるCDSを保有することで儲けることができました。
上記の文脈の「因子」をあなたなりにくみ取って続きをご覧ください。
2008年と同じ経済リスク
アメリカでは今、失業者数が増えています。
2000年のITバブル崩壊時、2008年のリーマンショック時も失業者数が増え、同時にアメリカの景気指数も下がっています。
今、これらの経済イベントと同じ波形(現状)にあるのがアメリカ経済です。
加えて、原油価格(世界経済のバロメーター)が上昇し、多くの人が今後の経済は安泰に向かうと楽観視する一方、相反する形で平均賃金上昇率は下がっています。
この経済イベントと同じ波形(現状)は、2008年のリーマンショック時にもみることができました。(ITバブル崩壊時も1年前後遅れて同じ波形へ)
つまり、
1.原油価格が上昇
2.物価の上昇
3.賃金上昇率の下落
4.失業者数の増加
この4つが見られ始めると必ず経済はリセッション(景気の低迷)に突入するということです。
なぜなら、需要が消滅するからです。言葉を変えると買い控えです。
これはアメリカだけの話ではありません。
同じような状況は、イギリス、ドイツでも見られます。
特にドイツは、輸出大国であり、同じ輸出大国の中国でも前述と同じような状況です。
要は世界同時リセッションです。
この状況は、2008年のリーマンショック時とまったく同じ状況です。
2008年は、住宅ローン不動産が問題の核でしたが、今回はアメリカの商業用不動産が核爆弾となります。
アメリカの銀行は、商業用不動産に莫大な投資をしています。
この記事(CDSで一攫千金)をご覧になっている方はもうお分かりですね?
前述の未来において損をする人間は誰なのか?
商業用不動産に投資している銀行です。トップ3は次の通りです。
Bank OZK
Home Bankshares
Pacific Premier Bancorp
この企業のデフォルトすることに賭けるCDSがあれば保有する。
この記事の結論です。(2024年6月からドルが急落して銀行の閉鎖が相次ぐかもしれません)
2024年の米商業用不動産ローンの1兆ドルが満期を迎え、多くの米銀行が破綻する可能性があるということです。
これにより、最も安全な資産に資金が大量に流れていきます。
何に膨大なマネーが流れ込むと思いますか?想像力を働かせてみてください。
まとめ
日本でもいずれ次の通りの条件を満たし、
1.原油価格が上昇
2.物価の上昇
3.賃金上昇率の下落
4.失業者数の増加
不況が訪れます。
失われた30年から脱却中の日本ですが、残念ながらまた不況になるでしょう。もしかしたら不況という言葉よりも完全な二極化が正しいのかもしれません。
その時、あなたはどのようにしてお金を稼ぎますか?
不況になると…
1.資格と取得したり勉強するなどして自分の価値を高めたい欲求が高まります
⇒資格取得ニーズの高まり、学びのニーズの高まり
2.第二の収入を得たい欲求が高まります
⇒副業や起業のニーズの高まり
3.できるだけ安い価格のモノ・コトへの欲求が高まります
⇒リユースへの高まり、セールやお買い得への求心
4.非日常への欲求が高まります
⇒現実逃避産業への執着
5.富裕層の投資意欲の高まり
⇒不況だからこそ安く仕込める時期に安く大量に投資をしたいニーズの高まり
あなたは、今のうちから何に対してどのような投資をしていきたいですか?
・某企業がデフォルトすることに賭けるCDSを買いますか?
・不況だからこそ儲かるビジネスを立ち上げますか?
今が仕込み時です。