命に係わる重大な投資先
次の時代に欠かせない投資先の実態について考察してみた
最近、梅の不作のニュースを見てあなたはどう思いましたか?
2024年が明け、春の訪れを待つ前に桜が開花したと思えば、寒の戻りで季節が逆戻りになる気候現象により「ミツバチ」の活動に影響が出てしまいました。
花粉を運んで受粉を手助けしてくれるミツバチの動きが鈍化することで農作物に実がならない「結実不良」が起きて不作になります。
よって今年の梅の生産量は、例年の6~7割になる見込み。
本日は、この記事(未来志向で儲ける)で触れた食料危機について深掘りしたいと思います。
食料危機のリアル
“ある生物が絶滅すると、人類はたった4年しか生きることができず、最終的には滅亡する”
この一文は、誰の言葉かご存じですか。それは…かの有名な
アルベルト・アインシュタインです。
この”ある生物”とは、冒頭で触れた「ミツバチ」です。
ミツバチがこの世の中からいなくなると…
世界の農地の収穫量の35%が減るといわれています。
この影響は、家畜の餌である干し草にも及び、乳製品や牛肉などの流通量も減っていってしまいます。
果物や野菜ももちろん影響を受けます。世界の主要な農作物の87品種が影響を受けるといわれています。
リンゴ、ナシ、カボチャ、タマネギ、キュウリ、キャベツ、チョコレート、コーヒー、アーモンドなど近い将来には食べられなくなるかもしれません。
ちなみに今年の春、葉物野菜のキャベツは、都内の青果店で1000円で売られ、最高値を更新しました。(例年であれば一玉150~200円程度)
本格的に食料危機が身近になりつつあります。
あなたは、本当にそのことを理解していますか?
まとめ
日本に住んでいる皆さんは、リアルに食料危機が迫っている事実を受け入れることはできないと思いますが、これは事実です。
現在の世界の人口は、81億人。2037年には、90億人。2058年には100億人に達します。
今から約35年後には、今の人口の23%分の人間が増え、冒頭の通り30%以上減った農作物を100億人の人間が奪い合うことになります。
貧しい国や食のイノベーションを起こせない国と地域は、飢餓になることを言うまでもありません。
次の投資先は、間違いなく食料危機を救う”ナニカ”です。
あなたは今からどんなものに投資をしていきたいですか?