海外販売の魅力

海外販売の魅力

日本製品を売ってグローバルに儲けるための留意点について解説してみた

今後、多くの事業者が当たり前のように海外へモノを販売し、売上を立てていく時代が到来します。

日本の人口減に加えて、メイドインジャパンの価値が世界に知れ渡ったことで日本の精神、文化が織りなす”匠の技”が世界中の人々を魅了し続けていることも重なり、今後、売上を拡大させていく打ち手は海外販売にあることは間違いありません。

本日は、なかなか海外販売に踏み出せない方のために、非常にポジティブな「海外販売の現状」について触れていきたいと思います。

海外で求められる日本製品

日本では、セカンドキャリアで農業を始める人が多いと思いますが、今、香港では生鮮食品のニーズが非常に高まっています。

香港のスーパーでは、韓国産、オーストラリア産、そして日本産の食品が当たり前のように陳列されています。

香港、そして、中国は、”新鮮なもの”が健康に良いと信じているからです。

日本では、既にイチゴやさくらんぼがスーパーの店頭に並んでいたりします。

世界中で高齢化のトレンドが高まっており、香港も例外ではないということです。

次に、「美容」もニーズが非常に高まっています。

スキンケア製品や美容製品です。

これらのスキンケアの場合、実は資生堂のように歴史や規模の信頼性が必ずしも必須条件ではありません。

重要なことは、

1.メイドインジャパンであること

2.品質が担保されていること

の2つだけだったりします。

つまり、中小零細企業が開発したコスメ(海外の現地ではローカルブランドと呼ばれることが多い)でも十分なチャンスがあるということです。

最後に、「日用品」について。

この分野は、大手企業が既に参入して一定の成果を出している分野です。

なぜ、大手がこの分野で成功しているのかわかりますか?

海外バイヤーの多くは、日用品に対して

・容量が大きくて安価であること

を取引の条件にしていたりするからです。

これは、日本の一般消費者も同じ感覚で買い物をしているはずです。

普段使いだからこそ、価格と品質のバランスに極めて敏感に反応します。

この”バランス”をとることができれば、中小零細企業であってもレッドオーシャンの日用品市場に参入してもいいかもしれません。

まとめ

海外バイヤーから見て日本人は…

・保守的
・(だからこそ)人を信じない
・(だからこそ)スピードが遅い

の3つが非常に気になる点だそうです。

しかし一方で品質が素晴らしい製品を作ることに長けているともいいます。

つまり、海外販売でバイヤーとの交渉における優位性を得るには、

リスクを歓迎する

ということです。

この記事では、主に海外販売におけるB2CではなくB2Bについて解説してきました。

もし、あなたならどのような製品を海外バイヤーに卸したいですか?

ひと昔前と違い日本でも海外バイヤーと日本のメーカーを繋ぐプラットフォーマーが誕生してきています。

実績のあるプラットフォーマーを選択できれば、あとは品質を担保したメイドインジャパンの製品を用意するだけです。

もし、海外販売で売上を上げたいのなら…

1.一定の品質を担保できる製品を開発する(海外バイヤーが求める品質が何であるか?の理解は必須)

2.海外バイヤーを集めることができる実績のあるプラットフォーマー(ディストリビューター)を選定できる

の2つが成功のポイントです。

あなたは、どのようなメイドインジャパンの製品を作ってグローバルに売上を上げていきたいですか?

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