令和時代の稼ぎ方

令和時代の稼ぎ方

変化という波にとってお金を稼ぐ方法について解説してみた

多様性の時代といわれて久しい中、現代の会社経営は難易度を増しています。

多くの人が様々な価値基準を持つが故、従来型の経営手法やマーケティングが通用しなくなっていると嘆く昭和世代の経営者も多いはずです。

本日は、令和時代の経営者にスポットをあて、Z世代の経営者がどのような手法で経営をしているのか?について実例を交えて解説していきます。

Z世代の会社組織とは

未成年の起業家も増える昨今、16歳で起業後、たった3年で売上10億円を超えたベンチャー起業があります。

主な事業は、Instagram代行業。

最近の若手経営者が一番最初に手掛ける事業として最もポピュラーな事業です。

但し、このベンチャーが他のベンチャー企業とは異なり、数年で大きく成長しているのには理由があります。それは…

「月額20万円・契約の縛りは6ヶ月」

という価格設定にあります。

「月100万円以上のマネタイズを達成した運用者のみで構成されたプロ運用」

というコンセプトで代行サービスを受託しています。

月額20万は一見すると高いと感じますが、月100万円の収益化が保証されているような謳い文句と相殺すると安いと感じませんか?

シンプルですが、とても魅力的なサービス設計になっています。このサービスを…

営業で1社獲得できれば120万円の売上が確定します。

この会社の年商は11億円のため、年間で916社の契約となります。

1日あたり2.5社と契約できれば達成できる数字です。

この役割を担うのが「営業クローザー」と呼ばれる人たちです。

インサイドセールス(IS)からはじまり、実際に対面で営業するフィールドセールス(FS)まで一貫して行います。

最近よくInstagramの集客に興味はありませんか?といったDMが来るのは、上記のISです。

特筆すべきは、サービスの要である上記の「Instagram代行マーケター」や「営業クローザー」が完全成果報酬(フルコミ)での採用ということです。

令和時代の働き方として、

結果を出せる若い人材は、『自由で開かれた労働環境』に最大の価値を見出し、”そこ”へ集まってきます。

そことは、組織が存在する場所というよりは、自由に出入りできる”コニュニティー”です。

昭和社長や平成社長の皆さん、ついてこられていますか?

不変の種

昭和社長や平成社長が学んだ経営学のひとつに

レッドオーシャンではなくブルーオーシャンを狙え!

がありますが、なかなかブルーオーシャンを見つけることが困難なことは言うまでもありません。ある意味ではブルーすぎて市場が小さすぎるが故、必要な売上が上がらないこともよくあることです。

一方、令和の経営学のひとつに

レッドオーシャンの中のブルーオーシャンを狙え!

があります。

この文脈が意図することとは…

レッドオーシャンの市場であってもアイディア、コンセプト、施策レベルでいえばブルーオーシャン

という意味です。

例えば、Instagram代行サービスは巷で溢れていますが、

「月100万円以上のマネタイズを達成した運用者のみで構成されたInstagram代行のプロ運用が月額20万円」

というコンセプトは、ユニーク(一意)なのでインサイドセールス(IS)でもある程度、反応がとれるということです。

これを可能にするのは、徹底した競合分析です。

競合分析の過程で勝てるコンセプトを創り出すのが最重要課題であり、このコンセプト次第で売上が変わってきます。

つまり、昭和、平成、令和…とマーケティング&セールスの反応率を上げ、売上を決める最大要素は依然として商品及びサービスのコンセプトにあるということです。

変化の種

一方、昔と大きく変化したことは…

働き方です。

終身雇用制度から派遣制度…そして今ではフリーランスと働き方も随分と変わってきましたが、

これからは、コニュニティーがひとつのカギを握ります。ひとつの会社組織に属するというよりは、

若き日の一時にビジネスコニュニティーに参加して現状の生活を維持するために最低限度のお金を稼ぐ

といった感覚がSNS世代がもつ労働の在り方です。

この記事(少数精鋭で儲かる組織を作るポイント)でも触れた株式会社yutoriも

「アパレル×SNSマーケティング」

という事業コンセプトで若年層の影響力を活用して売上を上げています。

まとめ

私はかれこれ15年以上にわたり経営学やマーケティング、セールスの分野で多くを経験し、学んできましたが…

これらの概念は昔も今もさほど変化していません。上流の知見を運よく知ることができれば、実は経営とか集客とかを長い時間をかけて勉強する必要はありません。適切な情報にリーチできているか?を今一度、ご確認ください。

重要なことは、今起きている変化を掌握することです。

変化をカンタンに知るひとつの方法は…

若い人と付き合うということです。

若い人と付き合うには、若い人も使いそうな商品やサービスを自社で開発するのが一番です。

このブログでは何度もご紹介していますが…商品や事業を作る時はこの中から選んでみてください。

1.女性向けの美容関連商材
2.40歳を超えた男女向けの健康関連商材
3.資産を減らしたくない富裕層向けの資産防衛関連商材
4.一攫千金を夢見る人向けの投資関連商材
5.男性向けエロ関連商材

上記の5つは、主にB2C向けです。B2Bの場合は、迷わず「●●代行」や「●●支援」を起点に商品や事業の軸を決めてみてください。

あなたは、どのような方法で変化をお金に換えていきたいですか?

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