コンタクトポイントとキャッシュポイント

コンタクトポイントとキャッシュポイント

売上を上げるための最小限度のチェックポイントについて解説してみた

創業わずか数年で年商140億円まで急成長した企業があるのをご存じですか?

本日のテーマは、どのように事業を「急成長」させるか?

について深掘りしていきます。

急成長の要因

最近、テレビのニュースで空き家問題について多く報道されていますが…

日本には900万棟の空き家があり、これに目をつけたある解体企業は、時代の波に乗り短期間で100億円企業の仲間入りを果たしました。

年間5000件以上の解体案件を受注しています。

では、この解体案件をどのように獲得しているのかというと…

95%以上が「飛び込み営業」です。

こんなにITやSNSが普及している時代にあえて飛び込み営業をしているとても珍しい企業です。

そもそも、なぜ、わざわざ飛び込み営業をするかといえば、解体事業というのは家屋を解体して更地にする仕事です。カタチが残らない仕事だからこそ依頼する側から見たら違いがわかりません。

故に、飛び込み営業をする社員の人柄で受注に繋げています。人柄が差別化因子になるということはまさに役務サービスと同等といってもいいかもしれません。

もちろん、独自の営業マニュアルは社外秘であり表に出ることはありませんが、「営業手法」と「解体工の育成方法」の2つが重要成功要因であり、そこに空き家トレンドが加わることで急成長を遂げたといえます。

急成長のカギ

再現性を求めてあなたが新しい事業で急成長するには…

「コンタクトポイント」と「キャッシュポイント」をしっかりと見極めることがです。

例えば前述の解体企業の場合、

コンタクトポイントは営業であり、キャッシュポイントは解体です。

受注を勝ち取れる営業マニュアルと工期内に収めるための解体工の育成マニュアルは必要になります。

他に例を挙げてみれば…

EC企業の場合、

コンタクトポイントは、広告であり、キャッシュポイントは商品です。

費用対効果が得られる広告運用のスキル又は外注業者と魅力的な商品コンセプトの作成スキルが必要になります。

このようにどのような業種であっても、コンタクトポイントとキャッシュポイントの2つの歯車が嚙み合った時にだけ売上が上がるのがビジネスの本質です。

あなたの会社の事業や新しい事業は、

どのようなコンタクトポイントとキャッシュポイントがありますか?

その2つに磨きをかける努力を続けることで確実に売上は上がっていくものです。

今一度、コンタクトポイントとキャッシュポイントの内容や精度を見直してみてください。

コメントは受け付けていません。