会社を買う時に気をつけたい「会社の値段」

会社を買う時に気をつけたい「会社の値段」

会社を買う時のポイントを解説してみた。

気になる会社の価格

会社を買う時に一番悩むのが、提示されている売却額が果たして適正価格なのかどうか?だと思います。

少しでも安く会社を買いたいと思う一方、安すぎると逆に不安にもなります。

そもそも、適正価格を知らなければ割高なのか割安なのかさえ判断がつきません。

本日は会社を買う時に一番最初に見る「売却額」の適正度をはかるポイントをまとめてみます。

時価総額とは

会社には「時価総額」という指標があります。

いわゆるバリエーション(企業価値)がどのくらいあるのか?で会社の善し悪しが判断されます。

会社の価値がどのように算定されているのかは、

上場企業と非上場企業とでは時価総額の算定方法に違いがあります。

・上場企業の場合、ざっくりですが
⇒営業利益に対して20倍かけた額が時価総額になります。

・非上場企業の場合、ざっくりですが
⇒営業利益に対して3~5倍(MAXで7倍)かけた額が時価総額になります。

よって売却額は、この時価総額に置き換えて適正範囲内かどうかを必ず確認する必要があります。

補足

少し難しいですが補足すると

会社を買う際は、日本の会社もあれば海外の会社も対象となる場合があります。
日本の会社と海外の会社では、収益構造が異なる場合もあるため、国際間での収益比較を容易にするために次の計算式を用いて「1年間の現金収入」を割り出します。

EBITDA = 当期純利益 + 税金 + 支払利息 + 減価償却費

その他、会社(事業)の価値を算定する指標として

・売上高倍率(PSR)
・EBIT倍率
・EBITDA倍率(前述の通り)

があり、上場企業の場合は、

・PER(株価収益率)
・PBR

などがありますが、中小企業のM&Aでは冒頭の説明の通り営業利益に対する倍数で適正価格をざっくり導くのがおすすめです。

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