Web3.0という新しい扉
今後のネット世界がどうなっていくのか考察してみた。
現在のネットの覇者とWeb3.0の到来
現在のネットサービスは、Google・Amazon・Facebook・Apple・Microsoft(GAFAM)を中心に独占状態です。
これらのサービスを使っていないユーザーを見つけるのは非常に困難なほど世界のネットサービスに深く浸透しています。
GAFAMの5社の株式時価総額は約1,000兆円とも呼ばれ、この牙城を崩すプレイヤーはどこに現れるのか?
これは、富裕層における投資にも大きな影響を与えかねないテーマのひとつです。
考えられるプレーヤーのひとつに「ブロックチェーン」が挙げられます。
ブロックチェーンをベースとした暗号資産全体の時価総額は約200兆円の規模にまで成長しているのはご存知でしたか?
ネット業界の新たなトレンドは、このブロックチェーンを中心とした『Web3.0』です。
例えば、現在の動画市場のシェアの7割を誇るYouTubeでは、非公開のアルゴリズムや検閲のレギュレーションによって動画が削除されたり、アカウントがBanされるリスクがあります。
世界的に蔓延しているコロナの情報に関しては特に動画の内容が細かく検閲されていたりします。
言論の自由と倫理観の狭間を常に行き交う人気ユーチューバーは、アカウントの凍結に備えて次なる動画プラットフォームを探す動きも活発になっています。
新しい動画配信プラットフォームとは
「Odysee(オデッセイ)」という動画配信サイトが今、次の動画配信プラットフォームの代替先として浮上しています。
「LBRY」というブロックチェーンのプロトコルによって構築されており、世界のサーバーに分散される形で動画が配信されています。
明らかな違法コンテンツを除けばYouTubeよりも圧倒的に検閲が少なく、運営会社がすべての動画を検閲できる仕組みをあえて構築していないため、より民主的な動画配信サイトとして今後、YouTubeに代わり動画配信のシェアを獲得していくかもしれません。
さらに、「Odysee(オデッセイ)」では運営元が仮想通貨「LBRYクレジット」を開発しており、広告収入や視聴者からの投げ銭により動画投稿者が収益を得られる仕組みが備わっており、YouTubeの報酬形態と遜色がなく、YouTubeよりもより民主的で自由度が高い動画プラットフォームといえます。
LBRYクレジットには、仮想通貨としての価値があるため、今後の動画市場の未来を占う『Web3.0』の大本命になるかもしれません。
今からLBRYクレジットに投資する人が増えてくれば、大化けする仮想通貨になるかも…。
Web3.0のメインプレイヤー
このような分散型金融(DeFi)や非代替トークン(NFT)は、今後のネットバブルの大きな変革のパーツになっていきます。
ここにメタバースも加わり、『Web3.0』が加速していくと思われます。
さぁ、あなたはどこに注目して投資をしていきますか?