誰にでもチャンスがあるAI時代の到来
AI(人工知能)を活用した新しいビジネス分野を解説してみた。
AI(人工知能)が作るビジネスチャンス
現代のデジタル分野の中で最も将来性が期待できる未来志向の技術にAI(人工知能)があります。
AIの中でもディープラーニングという技術によってAI自体が人間のようにどんどん頭が良くなっていく「機械学習」をどのように進めていくか?で多種多様なAIが今後世の中に無数に誕生していきます。
例えば、現在のGoogle広告では運用のほとんどがAIによって実装されています。
仮に自社でたんぱく質が豊富なプロテインのECサイトを販売している場合、広告主にとってはプロテインに興味があり購入をしてくれそうなスポーツ選手や筋トレ女子などのユーザーに広告が届くように運用したいと考えると思います。
この時のユーザー設定は広告主で行いますが、AIは自社のプロテインが本当にスポーツ選手や筋トレ女子だけにしか売れないのか?をテストするために設定したユーザー以外にも広告を表示させることで新たな購入層を発見してくれたりします。
結果的に広告主では想像もつかなかった「リハビリ患者」や「プロ野球選手をめざす小学生」も購入対象であることがわかりました。
このようにAIは人知を超えた解(答え)を導き出せる特性があり、この恩恵を得るためには「データセット」をどのように集めるのかが重要視されています。
データセットとは
一昔前に一世を風靡した「たまごっち」のような育成ゲームを思い出しみると分かりやすいと思います。
たまごっちに美味しい食べ物を与えると元気で明るい子が育ちますが、一切食べ物を与えずに育てると素行不良な子に育ちます。
AIも同じように良質なデータ(やデータの組み合わせ)をしっかりと与える(学習させる)とより高精度の解(答え)を導き出せる優秀なアンサーエンジンに変貌します。
例えば、クックパットに投稿されたレシピとレビューのデータをAI用の学習データとして与えた場合、家で作る料理時間や好んで使用する材料の傾向が判明することから冷凍食品の新製品アイディアがいくつも生まれたりします。
AI時代に必要なスキルとは
このように、
・どのようなデータを集めるか?
・どのようにデータを集めるのか?
・どのようにデータを組み合わせて何を得るのか?(データサイエンス思考)
が今後、AIという大きな市場に参入するための基礎的なスキルになっていきます。
現在、ネットに埋もれている膨大なデータの中から興味深い統計データや数値を発掘して人工知能用の学習データとして加工していく「データマイニング」が飛躍的に進んでいます。
前述のクックパットのデータから生まれた新製品のアイディアは食品メーカーにとっては喉から手が出るほど貴重なデータであり、そこに価値が生まれるのは当然です。
一方、クックパットのレシピやユーザーレビューは実際にクックパット運営側に所有権があるのか?はたまたユーザー側に所有権があるのか?などまだまだ法整備が進んでいないのが現状です。
現に、スクレイピング技術を活用してこれらのプラットフォームからデータを取得することも技術的なハードルも低いため、どこまでが権利フリーのデータなのかが不透明な現状ですが、だからこそ「データマイニング市場」は黎明期であり大きなチャンスが潜んでいます。
どのような目的のためにどのようなデータを今から大量に集めていくか?
の視点は、黎明期である今、答えを出しておく必要がありそうです。
このようなデータから発生する「無形権利」の価値は、確実に高まることは必至であり、その権利を大量に保有した者が新たな資産家としての地位を築くことになる時代は確実にやってきます。
チャンスは今しかない!
もう一度、あなたに問いかけます。
・どのようなデータを集めますか?
・どのようにデータを集めますか?
・どのようにデータを組み合わせて何を得ますか?
どのようなデータを取り扱うのかで発生する権利の価値は大きく異なります。
また、1秒でも早くデータ収集に取りかかることが権利の価値を大きくします。
なぜなら、データの質と量によってAIから発生する解(答え)の精度が大きく変わってくるからです。
今後、訪れることが確定しているAI時代に飛躍できる新規事業ネタや資産の種になる筆頭が「データマイニング」かもしれませんね。
ちなみに、データさえあれば誰でもAIを育てることができるツールがたくさんリリースされています。凄い時代ですね!つまり誰にでもチャンスがあるということです。
一度じっくりと「どんなテーマでデータを集めるのか」熟考することを強くお薦めします。