何が世界の流通を支えるのか?
原材料にフォーカスしたグローバル市場攻略の一手を考察してみた
最後のフロンティア
地球上の大陸で最後のフロンティアと呼ばれている市場がアフリカです。
南アフリカにおける生産年齢人口比率と多消費年齢人口比率の両方が高まる年は、2041年であり、ナイジェリアは2030年です。
ナイジェリアは、西アフリカの下に位置する国です。
ナイジェリアの人口は、現在2億人で2050年までに4億人に増えると推計されています。
ナイジェリアのGDPは、50兆円弱で日本のGDPの1/10程度で20~30年後は、世界のマネーが必ずこの地域に集まることが予測されている未開拓市場といえます。
人々の生活を支える原材料
パーソナルケアグッズを販売・製造する「フラネムインダストリー」
1999年創業の化粧品メーカーです。
縮毛矯正補正剤がロングセラー商品です。
ナイジェリアでは特に化粧品市場が大きなポテンシャルをもっています。
・苛性ソーダ
・ソーダ灰
・カーボポール
などの原材料は、大きな需要があります。
機械や設備などは参入障壁が高いですが原材料であれば参入余地はおおいにあるはずです。
苛性ソーダは、石けん・洗剤の原料として使用されます。
ソーダ灰は、石けん・洗剤の原料として使用されます。
カーボポールは、成分を水に溶かすための乳化剤として使用されます。
先進国だけにとどまらず途上国でも富裕層から中間層にかけて経済的に余裕ができてくると必ず「美」に興味を持ち始めます。
つまり、ビューティーカテゴリ分野で必ず需要が喚起するということです。
様々なビューティー製品の根底に位置するのが「洗顔」です。それを支えるのが前述の原材料です。
要するに”汚れを落として常にキレイでいたい”という万国共通のニーズを満たすモノの最上流に位置するのが『原材料』の供給タスクということです。
乳化剤の可能性
石鹸や洗剤は、顔に使うものから工業用に用いるものなど様々ですが、
配合成分は極めてシンプルです。
・水分
・油脂(オイル)
・苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)
が主な配合材料であり、オイルの種類や配合によって様々なタイプの石鹸や洗剤料を作ることができます。
水酸化ナトリウムである苛性ソーダは、乳化剤として使用されます。
つまり、苛性ソーダやカーボポールは「乳化剤」であり、乳化率が高いほどオイルの成分が水に溶けだし高品質な石鹸や洗剤を作ることができるということです。
乳化技術は、コスメだけにとどまりません。工業用の洗剤や食品に至るまで主成分を溶かすために不可欠な素材です。
ヒトの食や美に大きなインパクトを与える乳化剤の開発への参入は今後の大きなグローバルビジネスのキーポイントになるはずです。
あなたは、どのような素材でモノが溢れる世界の覇権を握りたいですか?